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2020年08月14日大洋州のトンガでM5.2、3日前にも付近でM5.0の地震

大洋州のトンガでM5.2、3日前にも付近でM5.0の地震


 

USGSによると日本時間2020年08月14日18:11にトンガでM5.2の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月14日の朝にもトンガでM4.8の地震が今回の震源からは約59km離れた場所で起きていた。

 

トンガにおける今回の地震について

日本時間2020年08月14日18:11 M5.2 トンガ(深さ約10km)

今回の震源から距離500km以内でM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月13日のM4.8以来約10時間ぶり。今回の震源から約59km離れた位置であった。その前は2020年08月11日のM5.0で、今回の震源から約41km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近では数日間にM5クラスが複数回続いている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震27事例のうち、その後1ヶ月以内にトンガを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは27事例中16例であった。
 

今回の震源から500km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離500km以内では2019年にM6.0以上の地震が8回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に今回の震源から距離500km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年09月01日 M6.6 フィジー(深さ約591km)
2019年11月08日 M6.5 フィジー(深さ約577km)
2019年01月26日 M6.2 フィジー(深さ約588km)
2019年11月11日 M6.2 トンガ(深さ約10km)
2019年06月15日 M6.1 トンガ(深さ約13km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から距離500km以内では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。
 

今回の震源から500km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離500km以内で発生してきたM6.0以上の地震は412回でそのうちM7.0以上であったのが43回。20世紀以降最大だったのは1976年01月14日のケルマデック諸島M8.0で深さは約33kmであった。

今回の震源から500km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1976年01月14日 M8.0 ケルマデック諸島(深さ約33km)
2006年05月03日 M8.0 トンガ(深さ約55km)
1950年12月14日 M7.8 トンガ(深さ約216km)
1975年10月11日 M7.8 トンガ(深さ約9km)
1997年10月14日 M7.8 フィジー(深さ約167km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約500km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1982年12月19日にトンガでM7.2の地震が約18kmの距離(深さ33km)で起きていた他、1960年11月24日にフィジーでM7.2の地震が約57kmの距離(深さ30km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とトンガにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在433予測。またトンガなど震源地別予測が現在842予測となっている。

方面別予測において現在、計433予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは135予測、Cクラスは250予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が19予測、Bクラス予測が38予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計842予測中、Aクラスが43予測、Bクラスが169予測、Cクラスが630予測となっており、このうちトンガに対してはAクラスが0予測、Bクラスが3予測、Cクラスが16予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は150%以上、トンガの危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」トンガM5.2の類似27事例以降の発震傾向性

今回のトンガM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた27件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

トンガを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは27事例中16例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

トンガ 27事例中5例
パプアニューギニア 27事例中5例
フィジー 27事例中4例
ケルマデック諸島 27事例中3例
バヌアツ 27事例中3例
ニュージーランド 27事例中2例
ソロモン諸島 27事例中1例
ニューカレドニア 27事例中1例

各方面のうち1ヶ月以内に最も多くのM7クラス以上が発生していたのは大洋州であったが、次に多く起きていたのはアジアで27事例中14例であった。

インドネシア 27事例中8例
日本 27事例中3例
台湾 27事例中2例
ミャンマー 27事例中2例
中国 27事例中1例
インド 27事例中1例
フィリピン 27事例中1例
マリアナ諸島 27事例中1例
セレベス海 27事例中1例

また、今回のトンガにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは事例中3例であった。
日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1983年04月30日 M6.4・震度3 十勝沖
2011年03月12日 M6.2・震度5弱 福島県沖
2015年06月23日 M6.5・震度4 小笠原諸島西方沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。