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2020年08月14日メキシコ中部の太平洋側でM5.3の地震

メキシコ中部の太平洋側でM5.3の地震


 

USGSによると日本時間2020年08月14日18:30にメキシコでM5.3の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年07月13日にメキシコでM4.7の地震が今回の震源からは約54km離れた場所で起きていた。

 

メキシコにおける今回の地震について

日本時間2020年08月14日18:30 M5.3 メキシコ(深さ約10km)

メキシコでM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月03日のM4.6以来11日ぶり。今回の震源から約343km離れた位置であった。その前は2020年07月30日のM4.8で、今回の震源から約1,399km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離100km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年07月12日にメキシコでM4.7の地震が今回の震源からは約54km離れた場所で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震11事例のうち、その後1ヶ月以内にメキシコを含む中南米でM7クラス以上の地震が起きていたのは11事例中6例であった。
 

メキシコの最近の地震活動

メキシコでは2019年にM6.0以上の地震が2回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にメキシコで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年02月01日 M6.7 メキシコ(深さ約66km)
2019年11月20日 M6.3 メキシコ(深さ約15km)
2019年08月14日 M5.9 メキシコ(深さ約10km)
2019年05月31日 M5.8 メキシコ(深さ約10km)
2019年01月21日 M5.6 メキシコ(深さ約29km)
※海外時間(UTC)

メキシコでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回、M7.0以上の大地震が1回起きている。
 

メキシコの過去の地震データ

1901年以降、メキシコで発生してきたM6.0以上の地震は268回でそのうちM7.0以上であったのが53回。20世紀以降、過去最大だったのは2017年09月08日のM8.2で深さは約47kmであった。

メキシコで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2017年09月08日 M8.2 メキシコ(深さ約47km)
1932年06月03日 M8.1 メキシコ(深さ約15km)
1985年09月19日 M8.0 メキシコ(深さ約28km)
1995年10月09日 M8.0 メキシコ(深さ約33km)
1928年06月17日 M7.9 メキシコ(深さ約20km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1989年08月29日にメキシコでM6.5の地震が約22kmの距離(深さ21km)で起きていた他、1937年12月22日にメキシコでM6.5の地震が約45kmの距離(深さ15km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1934年11月30日に78kmの距離で発生したメキシコ M7.1(深さ15km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

中南米とメキシコにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中南米など方面別予測が現在433予測。またメキシコなど震源地別予測が現在842予測となっている。

方面別予測において現在、計433予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは135予測、Cクラスは250予測。このうち中南米に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が45予測、Cクラス予測が8予測となっている。

また震源地予測では現在、計842予測中、Aクラスが43予測、Bクラスが169予測、Cクラスが630予測となっており、このうちメキシコに対してはAクラスが0予測、Bクラスが4予測、Cクラスが29予測となっている。

通常時との比較では中南米の現在の危険度は150%以上、メキシコの危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」メキシコM5.3の類似11事例以降の発震傾向性

今回のメキシコM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

メキシコを含む中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは11事例中6例であった。

中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

メキシコ 11事例中4例
チリ 11事例中1例
ペルー 11事例中1例

また、今回のメキシコにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは11事例中3例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1986年06月24日 M6.4・震度4 千葉県南東沖
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
2009年08月09日 M6.8・震度4 東海道南方沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。