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2020年08月14日インドネシア南部のティモール島でM5.0、日本M7クラスへの繋がりも複数

インドネシア南部のティモール島でM5.0、日本M7クラス地震への繋がりも


 

USGSによると日本時間2020年08月14日22:21にインドネシア南部のティモール島付近でM5.0の地震が発生した。インドネシア南部では08月上旬にスンバ島付近でM5クラス地震が多発していた。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年08月14日22:21 M5.0 インドネシア(深さ約32km)

インドネシアでM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月12日のM4.8以来2日ぶり。今回の震源から約1,072km離れた位置であった。その前は2020年08月12日のM4.6で、今回の震源から約1,797km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離50km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年01月16日にインドネシアでM4.9の地震が今回の震源からは約35km離れた場所で起きていた。

今回の震源であるインドネシア南部では08月05日から10日にかけて西側のスンバ島付近でM5.3を含むM5クラスが9回相次いでいた。震源の位置は今回のティモール島付近から約600km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震38事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは38事例中23例であった。日本でもそのうち9例を記録していた。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が9回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,190回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約50km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在426予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在831予測となっている。

方面別予測において現在、計426予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは131予測、Cクラスは247予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が25予測、Bクラス予測が31予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計831予測中、Aクラスが42予測、Bクラスが167予測、Cクラスが622予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが25予測、Bクラスが34予測、Cクラスが4予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、インドネシアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.0の類似38事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた38件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは38事例中23例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 38事例中9例
日本 38事例中9例
フィリピン 38事例中2例
ミャンマー 38事例中2例
台湾 38事例中2例
マリアナ諸島 38事例中2例
ミクロネシア 38事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは38事例中9例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1984年09月19日 M6.6・震度4 関東東方沖
1990年08月05日 M6.2・震度2 本州南方沖
1993年01月15日 M7.5・震度6 釧路沖(釧路沖地震)
1996年10月18日 M6.4・震度4 種子島近海
2005年08月16日 M7.2・震度6弱 宮城県沖(2005年宮城県沖地震)
2007年09月28日 M7.6・震度2 マリアナ諸島
2009年10月30日 M6.8・震度4 奄美大島北東沖
2012年01月01日 M7.0・震度4 鳥島近海
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。