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2020年08月13日鳥島近海付近でM4.5の地震、07月30日のM6.0震源付近

08月13日の鳥島近海付近M4.5の地震は鳥島近海M4.0に、07月30日M6.0震源付近


 

2020年08月13日10:35にUSGSが鳥島近海付近で観測していたM4.5の地震は気象庁が2020年08月14日に発表した震源リストによると鳥島近海M4.0となった。

 

2020年08月13日10:35 M4.0・震度1未満 鳥島近海(深さ34km)

USGSは深さを約10kmと計測していた。

鳥島近海で前回有感地震が観測されたのは2020年07月07日のM5.5・震度1(深さ406km)(規模不明は除く)。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震1事例のうち、その後1ヶ月以内に鳥島近海を含む伊豆・小笠原でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

今回の地震は07月30日に緊急地震速報が発表されたM6.0・震度1未満から約10kmと近い位置で発生した。深さもM6.0が20kmであったのに対し今回が34kmと同程度であった。
 

鳥島近海と伊豆・小笠原の最近の地震活動

鳥島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が12回であるのに対し2019年に鳥島近海における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況は多いと言える。

鳥島近海を含む伊豆・小笠原全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は39回で、2019年に伊豆・小笠原で記録された地震数は1週間当たり35回であったので、伊豆・小笠原における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

鳥島近海では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでに有感地震が1回起きており、内訳はM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が1回となっている。

鳥島近海を含む伊豆・小笠原で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月07日の鳥島近海M5.5・震度1が挙げられる。震度1未満を含めると鳥島近海では07月30日に緊急地震速報が発表されたM6.0の地震が起きていた。
 

鳥島近海の過去の地震データ

1919年以降、鳥島近海で発生してきた有感地震は165回でそのうちM5.0以上であったのが148回。またM6.0以上は50回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1984年03月06日のM7.6・震度4で深さは452kmであった。

鳥島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1984年03月06日 M7.6 震度4 鳥島近海
1974年11月30日 M7.3 震度4 鳥島近海
2012年01月01日 M7.0 震度4 鳥島近海
1956年02月18日 M6.9 震度3 鳥島近海
1928年03月29日 M6.8 震度4 鳥島近海

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2016年09月21日に鳥島近海でM6.5・震度1の地震が約35kmの距離(深さ50km)で起きていた他、1923年09月17日に鳥島近海でM5.9・震度1の地震が約40kmの距離(深さ110km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2016年09月21日に約35kmの距離で発生した鳥島近海M6.5・震度1(深さ50km)であった。
 

伊豆・小笠原と鳥島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は伊豆・小笠原など方面別予測が現在380予測。また鳥島近海など震源地別予測が現在560予測となっている。

方面別予測において現在、計380予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは95予測、Cクラスは255予測。このうち伊豆・小笠原に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が17予測、Cクラス予測が23予測となっている。

また震源地予測では現在、計560予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが118予測、Cクラスが411予測となっており、このうち鳥島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが4予測、Cクラスが23予測となっている。

通常時との比較では伊豆・小笠原の現在の危険度は100%以上、鳥島近海の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」鳥島近海M4.0の類似事例以後の発震傾向性

今回の鳥島近海M4.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた1事例について、鳥島近海を含む伊豆・小笠原でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

伊豆・小笠原以外の各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは関東地方で1事例中1例であった。

関東地方で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

茨城県沖 1事例中1例
 

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※画像は気象庁より。