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2020年08月15日南米ペルーでM5.0、周辺で最近M5以上地震目立っていた場所

南米ペルーでM5.0、周辺で最近M5以上地震目立っていた場所


 

USGSによると日本時間2020年08月15日05:34に南米ペルー南部の内陸部でM5.0の地震が発生した。周辺では07月末から08月初にかけてM5を超える規模の地震が複数回確認されていた。

 

ペルーにおける今回の地震について

日本時間2020年08月15日05:34 M5.0 ペルー(深さ約10km)

ペルーでM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月08日のM5.0以来7日ぶり。今回の震源から約587km離れた位置であった。その前は2020年08月06日のM5.5で、今回の震源から約304km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

ペルー南部の内陸部に当たる今回の震源付近では08月01日にM5.1の地震が南西方向に約80km離れた位置で起きていた。また北方向に約160km離れた地点でも07月31日にM5.0が観測されており、周辺で最近中規模地震が目立つ場所で今回M5.0の地震が再び発生した形である。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内にペルーを含む中南米でM7クラス以上の地震が起きていたのは16事例中7例であった。
 

ペルーの最近の地震活動

ペルーでは2019年にM6.0以上の地震が2回発生、そのうちM7.0以上の大地震は2回であった。

2019年にペルーで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月26日 M8.0 ペルー(深さ約123km)
2019年03月01日 M7.0 ペルー(深さ約267km)
2019年01月18日 M5.7 ペルー(深さ約103km)
2019年01月25日 M5.7 ペルー(深さ約61km)
2019年05月08日 M5.7 ペルー(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

ペルーでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が1回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。
 

ペルーの過去の地震データ

1901年以降、ペルーで発生してきたM6.0以上の地震は188回でそのうちM7.0以上であったのが44回。20世紀以降、過去最大だったのは2001年06月23日のM8.4で深さは約33kmであった。

ペルーで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2001年06月23日 M8.4 ペルー(深さ約33km)
1940年05月24日 M8.2 ペルー(深さ約45km)
1942年08月24日 M8.1 ペルー(深さ約30km)
1966年10月17日 M8.1 ペルー(深さ約40km)
2007年08月15日 M8.0 ペルー(深さ約39km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1984年06月18日にペルーでM6.5の地震が約42kmの距離(深さ117km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

中南米とペルーにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中南米など方面別予測が現在426予測。またペルーなど震源地別予測が現在831予測となっている。

方面別予測において現在、計426予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは131予測、Cクラスは247予測。このうち中南米に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が44予測、Cクラス予測が8予測となっている。

また震源地予測では現在、計831予測中、Aクラスが42予測、Bクラスが167予測、Cクラスが622予測となっており、このうちペルーに対してはAクラスが0予測、Bクラスが3予測、Cクラスが25予測となっている。

通常時との比較では中南米の現在の危険度は150%以上、ペルーの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ペルーM5.0の類似16事例以降の発震傾向性

今回のペルーM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ペルーを含む中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中7例であった。

中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

ペルー 16事例中3例
メキシコ 16事例中2例
コロンビア 16事例中1例
ボリビア 16事例中1例
アルゼンチン 16事例中1例
チリ 16事例中1例
ブラジル 16事例中1例
ベネズエラ 16事例中1例
エルサルバドル 16事例中1例

中南米を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアと大洋州で、アジアでは16事例中11例、大洋州では16事例中11例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

インドネシア 16事例中8例
日本 16事例中2例
中国 16事例中1例
ミャンマー 16事例中1例

パプアニューギニア 16事例中7例
バヌアツ 16事例中4例
ニュージーランド 16事例中3例
フィジー 16事例中2例
ソロモン諸島 16事例中2例
トンガ 16事例中1例
ニューカレドニア 16事例中1例

また、今回のペルーにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは16事例中2例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1994年12月28日 M7.6・震度6 三陸沖(三陸はるか沖地震)
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。