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2020年08月15日パプアニューギニアでM5.0、周辺では08月01日にもM5.3の地震

パプアニューギニアでM5.0、周辺では08月01日にもM5.3の地震


 

USGSによると日本時間2020年08月15日13:45にパプアニューギニアでM5.0の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月01日にもパプアニューギニアでM5.3の地震が今回の震源からは約90km離れた場所で起きていた。

 

パプアニューギニアにおける今回の地震について

日本時間2020年08月15日13:45 M5.0 パプアニューギニア(深さ約10km)

パプアニューギニアでM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月14日のM4.8以来0日ぶり。今回の震源から約110km離れた位置であった。その前は2020年08月13日のM4.6で、今回の震源から約525km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離50km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年05月30日にパプアニューギニアでM5.5の地震が今回の震源からは約35km離れた場所で起きていた。

今回の震源周辺では日本時間08月01日にM5.3の地震が今回の震源から約90km東側で発生していた。またパプアニューギニアでは07月17日にM7.0の大地震が起きていたいが、震源は今回から約560km東方向に離れた位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震24事例のうち、その後1ヶ月以内にパプアニューギニアを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは24事例中11例であった。
 

パプアニューギニアの最近の地震活動

パプアニューギニアでは2019年にM6.0以上の地震が9回発生、そのうちM7.0以上の大地震は2回であった。

2019年にパプアニューギニアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月14日 M7.6 パプアニューギニア(深さ約10km)
2019年05月06日 M7.1 パプアニューギニア(深さ約146km)
2019年02月17日 M6.4 パプアニューギニア(深さ約368km)
2019年07月15日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約42km)
2019年01月17日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

パプアニューギニアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が6回、M7.0以上の大地震が1回起きている。
 

パプアニューギニアの過去の地震データ

1901年以降、パプアニューギニアで発生してきたM6.0以上の地震は805回でそのうちM7.0以上であったのが82回。20世紀以降、過去最大だったのは1971年07月26日のM8.1で深さは約40kmであった。

パプアニューギニアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1971年07月26日 M8.1 パプアニューギニア(深さ約40km)
1906年09月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約35km)
1971年07月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約40km)
2000年11月16日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約33km)
1916年01月01日 M7.9 パプアニューギニア(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2014年07月04日にパプアニューギニアでM6.5の地震が約26kmの距離(深さ20km)で起きていた他、1987年05月06日にパプアニューギニアでM6.5の地震が約27kmの距離(深さ20km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1972年08月17日に32kmの距離で発生したパプアニューギニア M7.5(深さ20km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とパプアニューギニアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在426予測。またパプアニューギニアなど震源地別予測が現在831予測となっている。

方面別予測において現在、計426予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは131予測、Cクラスは247予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が19予測、Bクラス予測が37予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計831予測中、Aクラスが42予測、Bクラスが167予測、Cクラスが622予測となっており、このうちパプアニューギニアに対してはAクラスが6予測、Bクラスが17予測、Cクラスが27予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は150%以上、パプアニューギニアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」パプアニューギニアM5.0の類似24事例以降の発震傾向性

今回のパプアニューギニアM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた24件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

パプアニューギニアを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは24事例中11例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

パプアニューギニア 24事例中5例
バヌアツ 24事例中4例
フィジー 24事例中3例
ソロモン諸島 24事例中2例
ロイヤリティ諸島 24事例中2例
サンタクルーズ諸島 24事例中1例
ケルマデック諸島 24事例中1例
ウォリス・フツナ 24事例中1例
ニューカレドニア 24事例中1例

大洋州を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアで24事例中14例であった。

アジアで1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

フィリピン 24事例中7例
インドネシア 24事例中6例
ネパール 24事例中2例
日本 24事例中2例
ミャンマー 24事例中2例
中国 24事例中1例
台湾 24事例中1例
マリアナ諸島 24事例中1例
パキスタン 24事例中1例
ミクロネシア 24事例中1例

また、今回のパプアニューギニアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは24事例中2例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

2014年07月12日 M7.0・震度4 福島県沖
2016年04月15日 M7.3・震度7 熊本県熊本地方(平成28年熊本地震)
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。