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2020年08月15日伊予灘でM3.1・震度1、24日ぶりの地震が中央構造線断層帯付近で

伊予灘でM3.1・震度1、24日ぶりの地震が中央構造線断層帯付近で


 

気象庁によると2020年08月15日20:38に伊予灘でM3.1・震度1の地震が発生した。伊予灘で有感地震が記録されたのは24日ぶり。今年5回目となる有感地震であった。

 

伊予灘における今回の地震について

2020年08月15日20:38 M3.1・震度1 伊予灘(深さ約50km)

伊予灘で有感地震が観測されたのは2020年07月22日のM2.8・震度1以来24日ぶり。今回の震源からは約76km離れた場所で深さは9kmであった。その前は2020年04月26日のM3.1・震度1で、今回の震源から約36km離れた場所で深さは66kmであった。

今回の震源付近には中央構造線断層帯が東西に走っている。中央構造線断層帯の伊予灘区間では30年以内にM8.0もしくはそれ以上の規模の地震がほぼ0%の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震15事例のうち、その後1ヶ月以内に伊予灘を含む四国地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

伊予灘と四国地方の最近の地震活動

伊予灘で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が8回であるのに対し2019年に伊予灘における1週間平均値は11回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

伊予灘を含む四国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は93回で、2019年に四国地方で記録された地震数は1週間当たり110回であったので、四国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては5回目。伊予灘では2019年に1回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が3回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

伊予灘における最近のM5以上で震度1以上を記録した有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2014年03月14日 M6.2 震度5強 伊予灘
2006年09月26日 M5.3 震度4 伊予灘
1998年05月23日 M5.4 震度4 伊予灘
1993年08月31日 M5.1 震度3 伊予灘
1991年01月04日 M5.3 震度3 伊予灘

伊予灘を含む四国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

伊予灘の過去の地震データ

1919年以降、伊予灘で発生してきた有感地震は302回でそのうちM5.0以上であったのが16回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2014年03月14日のM6.2・震度5強で深さは78kmであった。

伊予灘において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2014年03月14日 M6.2 震度5強 伊予灘
1944年06月07日 M6.0 震度4 伊予灘
1928年09月25日 M5.8 震度5 伊予灘
1924年03月24日 M5.4 震度2 伊予灘
1925年05月01日 M5.4 震度3 伊予灘

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

四国地方と伊予灘における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は四国地方など方面別予測が現在380予測。また伊予灘など震源地別予測が現在560予測となっている。

方面別予測において現在、計380予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは95予測、Cクラスは255予測。このうち四国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計560予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが118予測、Cクラスが411予測となっており、このうち伊予灘に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では四国地方の現在の危険度は100%以下、伊予灘の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」伊予灘M3.1の類似15事例以後の発震傾向性

今回の伊予灘M3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた15事例について、伊予灘を含む四国地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

四国地方以外の各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは伊豆・小笠原で15事例中5例であった。

伊豆・小笠原で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

硫黄島近海 15事例中4例
伊豆半島東方沖 15事例中1例
小笠原諸島西方沖 15事例中1例
鳥島近海 15事例中1例
 

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※画像は気象庁より。