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2020年08月16日南太平洋イースター島でまた地震、前日から3回目のM5超えM5.1がほぼ同位置で

南太平洋イースター島でまた地震、前日から3回目のM5超えM5.1がほぼ同位置で


 

USGSによると日本時間2020年08月16日07:29に南太平洋のイースター島付近でM5.1の地震が発生した。イースター島では日本時間08月15日にM5.8とM5.0の地震がほぼ同位置で起きたばかりであった。

 

イースター島における今回の地震について

日本時間2020年08月16日07:29 M5.1 イースター島(深さ約10km)

イースター島でM5.0以上地震が観測されたのは日本時間2020年08月15日19:48のM5.0以来。今回の震源から約12km離れた位置であった。その前は日本時間2020年08月15日15:40のM5.8で、今回の震源から約11km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震43事例のうち、その後1ヶ月以内にイースター島を含む南太平洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは43事例中2例であった。
 

イースター島の最近の地震活動

イースター島では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にイースター島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年09月27日 M5.9 イースター島(深さ約10km)
2019年09月09日 M5.5 イースター島(深さ約20km)
※海外時間(UTC)

イースター島では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。
 

イースター島の過去の地震データ

1901年以降、イースター島で発生してきたM6.0以上の地震は58回でそのうちM7.0以上であったのが0回。20世紀以降、過去最大だったのは1925年12月19日のM6.9で深さは約10kmであった。

イースター島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1925年12月19日 M6.9 イースター島(深さ約10km)
1996年09月05日 M6.9 イースター島(深さ約10km)
1987年07月06日 M6.7 イースター島(深さ約10km)
2004年11月28日 M6.6 イースター島(深さ約10km)
1932年11月02日 M6.5 イースター島(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1932年11月02日にイースター島でM6.5の地震が約21kmの距離(深さ10km)で起きていた他、1996年09月05日にイースター島でM6.9の地震が約135kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1996年09月05日に135kmの距離で発生したイースター島 M6.9(深さ10km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

南太平洋とイースター島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は南太平洋など方面別予測が現在434予測。またイースター島など震源地別予測が現在861予測となっている。

方面別予測において現在、計434予測中、Aクラスは49予測、Bクラスは134予測、Cクラスは251予測。このうち南太平洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が6予測となっている。

また震源地予測では現在、計861予測中、Aクラスが42予測、Bクラスが171予測、Cクラスが648予測となっており、このうちイースター島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では南太平洋の現在の危険度は100%以下、イースター島の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」イースター島M5.1の類似43事例以降の発震傾向性

今回のイースター島M5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた43件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

イースター島を含む南太平洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは43事例中2例であった。

南太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

イースター島 43事例中2例

南太平洋を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアと大洋州で、アジアでは43事例中24例、大洋州では43事例中24例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

インドネシア 43事例中11例
日本 43事例中8例
台湾 43事例中6例
フィリピン 43事例中4例
中国 43事例中4例
マリアナ諸島 43事例中3例
ミャンマー 43事例中2例
グアム 43事例中2例
ラオス 43事例中1例
ネパール 43事例中1例

フィジー 43事例中8例
パプアニューギニア 43事例中4例
バヌアツ 43事例中4例
ケルマデック諸島 43事例中3例
サンタクルーズ諸島 43事例中3例
ソロモン諸島 43事例中3例
ニュージーランド 43事例中3例
ロイヤリティ諸島 43事例中2例
トンガ 43事例中1例
マッコーリー島 43事例中1例

また、今回のイースター島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは43事例中8例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1983年06月21日 M7.1・震度4 青森県西方沖
1984年04月24日 M6.3・震度2 オホーツク海南部
1991年05月03日 M6.6・震度3 小笠原諸島西方沖
2000年07月30日 M6.5・震度6弱 三宅島近海(2000年新島・神津島・三宅島近海群発地震のひとつ)
2003年09月29日 M6.5・震度4 釧路沖
2005年01月19日 M6.8・震度1 関東東方沖
2008年05月08日 M7.0・震度5弱 茨城県沖
2010年02月27日 M7.2・震度5弱 沖縄本島近海
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。