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2020年08月16日南大西洋の南サンドイッチ諸島でM5.1、01月20日のM6.1震源付近

南大西洋の南サンドイッチ諸島でM5.1、01月20日のM6.1震源付近


 

USGSによると日本時間2020年08月16日10:44に南大西洋の南サンドイッチ諸島でM5.1の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年07月29日に南サンドイッチ諸島でM5.0の地震が今回の震源からは約4km離れた場所で起きていた。

 

南サンドイッチ諸島における今回の地震について

日本時間2020年08月16日10:44 M5.1 南サンドイッチ諸島(深さ約76km)

南サンドイッチ諸島でM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月12日のM5.0以来4日ぶり。今回の震源から約1,118km離れた位置であった。その前は2020年07月29日のM5.0で、今回の震源から約4km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の地震は01月20日のM6.1震源から約46kmと比較的近い位置で発生した。深さもM6.1が93kmであったのに対し今回が76kmと同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震42事例のうち、その後1ヶ月以内に南サンドイッチ諸島を含む大西洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは42事例中12例であった。
 

南サンドイッチ諸島の最近の地震活動

南サンドイッチ諸島では2019年にM6.0以上の地震が6回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に南サンドイッチ諸島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年08月27日 M6.6 南サンドイッチ諸島(深さ約16km)
2019年04月09日 M6.5 南サンドイッチ諸島(深さ約38km)
2019年04月05日 M6.4 南サンドイッチ諸島(深さ約57km)
2019年11月05日 M6.3 南サンドイッチ諸島(深さ約10km)
2019年11月02日 M6.1 南サンドイッチ諸島(深さ約8km)
※海外時間(UTC)

南サンドイッチ諸島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に南サンドイッチ諸島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月26日 M6.3 南サンドイッチ諸島(深さ約10km)
2020年01月20日 M6.1 南サンドイッチ諸島(深さ約93km)
2020年02月08日 M6.0 南サンドイッチ諸島(深さ約16km)
2020年03月26日 M5.5 南サンドイッチ諸島(深さ約66km)
2020年04月03日 M5.4 南サンドイッチ諸島(深さ約25km)
 

南サンドイッチ諸島の過去の地震データ

1901年以降、南サンドイッチ諸島で発生してきたM6.0以上の地震は201回でそのうちM7.0以上であったのが19回。20世紀以降、過去最大だったのは1929年06月27日のM8.1で深さは約15kmであった。

南サンドイッチ諸島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1929年06月27日 M8.1 南サンドイッチ諸島(深さ約15km)
1964年05月26日 M7.8 南サンドイッチ諸島(深さ約125km)
1933年08月28日 M7.5 南サンドイッチ諸島(深さ約35km)
2006年01月02日 M7.4 南サンドイッチ諸島(深さ約13km)
2016年08月19日 M7.4 南サンドイッチ諸島(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1959年12月14日に南サンドイッチ諸島でM7.0の地震が約20kmの距離(深さ25km)で起きていた他、1959年02月15日に南サンドイッチ諸島でM6.6の地震が約24kmの距離(深さ25km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1933年08月28日に60kmの距離で発生した南サンドイッチ諸島 M7.5(深さ35km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大西洋と南サンドイッチ諸島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大西洋など方面別予測が現在434予測。また南サンドイッチ諸島など震源地別予測が現在861予測となっている。

方面別予測において現在、計434予測中、Aクラスは49予測、Bクラスは134予測、Cクラスは251予測。このうち大西洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が5予測、Cクラス予測が42予測となっている。

また震源地予測では現在、計861予測中、Aクラスが42予測、Bクラスが171予測、Cクラスが648予測となっており、このうち南サンドイッチ諸島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが27予測となっている。

通常時との比較では大西洋の現在の危険度は100%以下、南サンドイッチ諸島の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」南サンドイッチ諸島M5.1の類似42事例以降の発震傾向性

今回の南サンドイッチ諸島M5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた42件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

南サンドイッチ諸島を含む大西洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは42事例中12例であった。

大西洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

南サンドイッチ諸島 42事例中7例
大西洋中央海嶺 42事例中2例
北大西洋 42事例中2例
アゾレス 42事例中1例
ブーベ島 42事例中1例
アセンション島 42事例中1例

また、今回の南サンドイッチ諸島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは42事例中5例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

2007年07月16日 M6.8・震度6強 新潟県上中越沖(新潟県中越沖地震)
2012年01月01日 M7.0・震度4 鳥島近海
2012年03月14日 M6.9・震度4 三陸沖
2014年07月12日 M7.0・震度4 福島県沖
2015年02月17日 M6.9・震度4 三陸沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。