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2020年08月16日フィリピンでM5.0、3日前に続き台湾とのルソン海峡付近で地震

フィリピンでM5.0、3日前に続き台湾とのルソン海峡付近で地震


 

USGSによると日本時間2020年08月16日11:53にフィリピンでM5.0の地震が発生した。今回の震源周辺では3日前にもM5.5のM6クラス地震が起きていた。

 

フィリピンにおける今回の地震について

日本時間2020年08月16日11:53 M5.0 フィリピン(深さ約13km)

フィリピンでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月12日のM5.5以来3日ぶり。今回の震源から約110km離れた位置であった。その前は2020年08月01日のM6.4で、今回の震源から約1,192km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源は台湾との間に位置するルソン海峡付近で、日本時間08月13日にも上記の通り約110kmの距離でM5.5の地震が起きたばかりであった。

また04月10日に発生したM6クラス地震であるM5.9は今回の震源から約14kmとごく近くであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震20事例のうち、その後1ヶ月以内にフィリピンを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは20事例中10例であった。
 

フィリピンの最近の地震活動

フィリピンでは2019年にM6.0以上の地震が10回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にフィリピンで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年12月15日 M6.8 フィリピン(深さ約18km)
2019年10月29日 M6.6 フィリピン(深さ約15km)
2019年10月31日 M6.5 フィリピン(深さ約10km)
2019年04月23日 M6.4 フィリピン(深さ約56km)
2019年10月16日 M6.4 フィリピン(深さ約16km)
※海外時間(UTC)

フィリピンでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にフィリピンで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月01日 M6.4 フィリピン(深さ約480km)
2020年03月26日 M6.1 フィリピン(深さ約54km)
2020年02月06日 M6.0 フィリピン(深さ約44km)
2020年04月10日 M5.9 フィリピン(深さ約149km)
2020年07月27日 M5.8 フィリピン(深さ約41km)
 

フィリピンの過去の地震データ

1901年以降、フィリピンで発生してきたM6.0以上の地震は419回でそのうちM7.0以上であったのが65回。20世紀以降、過去最大だったのは1918年08月15日のM8.3で深さは約20kmであった。

フィリピンで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1918年08月15日 M8.3 フィリピン(深さ約20km)
1924年04月14日 M8.0 フィリピン(深さ約15km)
1972年12月02日 M8.0 フィリピン(深さ約60km)
1976年08月16日 M7.9 フィリピン(深さ約33km)
1913年03月14日 M7.8 フィリピン(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1993年05月18日にフィリピンでM6.8の地震が約45kmの距離(深さ169km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC)) 

アジアとフィリピンにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在434予測。またフィリピンなど震源地別予測が現在861予測となっている。

方面別予測において現在、計434予測中、Aクラスは49予測、Bクラスは134予測、Cクラスは251予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が25予測、Bクラス予測が32予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計861予測中、Aクラスが42予測、Bクラスが171予測、Cクラスが648予測となっており、このうちフィリピンに対してはAクラスが1予測、Bクラスが11予測、Cクラスが25予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、フィリピンの危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」フィリピンM5.0の類似20事例以降の発震傾向性

今回のフィリピンM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた20件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

フィリピンを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは20事例中10例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 20事例中4例
日本 20事例中2例
ミクロネシア 20事例中1例
中国 20事例中1例
マリアナ諸島 20事例中1例
パキスタン 20事例中1例

アジアを除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのは大洋州で20事例中11例であった。

大洋州で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

バヌアツ 20事例中4例
パプアニューギニア 20事例中3例
サンタクルーズ諸島 20事例中2例
ソロモン諸島 20事例中2例
マッコーリー島 20事例中2例
フィジー 20事例中2例
ニュージーランド 20事例中1例
ケルマデック諸島 20事例中1例

また、今回のフィリピンにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは20事例中2例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1982年03月21日 M7.1・震度6 浦河沖(昭和57年(1982年)浦河沖地震)
1983年08月26日 M6.6・震度4 大分県北部
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。