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2020年08月16日静岡県中部でM2.7・震度1、68日ぶり今年2回目の有感地震

静岡県中部でM2.7・震度1、68日ぶり今年2回目の有感地震


 

気象庁によると2020年08月16日18:40に静岡県中部でM2.7・震度1の地震が発生した。静岡県中部で有感地震が記録されたのは68日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

静岡県中部における今回の地震について

2020年08月16日18:40 M2.7・震度1 静岡県中部(深さ約40km)

静岡県中部で有感地震が観測されたのは2020年06月09日のM2.6・震度1以来68日ぶり。その前は2019年12月20日のM2.6・震度1であった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震7事例のうち、その後1ヶ月以内に静岡県中部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

静岡県中部と中部地方の最近の地震活動

静岡県中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が19回であるのに対し2019年に静岡県中部における1週間平均値は25回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

静岡県中部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は661回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。静岡県中部では2019年に5回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計1回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

静岡県中部における最近のM5以上で震度1以上を記録した有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2001年06月01日 M5.0 震度3 静岡県中部
2001年04月03日 M5.3 震度5強 静岡県中部
1984年04月06日 M5.3 震度2 静岡県中部
1965年04月20日 M6.1 震度4 静岡県中部(”)1965年静岡地震)
1952年03月07日 M5.1 震度3 静岡県中部

静岡県中部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

静岡県中部の過去の地震データ

1919年以降、静岡県中部で発生してきた有感地震は204回でそのうちM5.0以上であったのが10回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1935年07月11日のM6.4・震度6(1935年静岡地震)で深さは10kmであった。

静岡県中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1935年07月11日 M6.4 震度6 静岡県中部(1935年静岡地震)
1965年04月20日 M6.1 震度4 静岡県中部(1965年静岡地震)
1931年08月10日 M5.8 震度3 静岡県中部
1947年03月11日 M5.8 震度4 静岡県中部
1936年10月20日 M5.4 震度3 静岡県中部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1938年04月15日に静岡県中部でM5.2・震度3の地震が約17kmの距離(深さ0km)で起きていた。
 

中部地方と静岡県中部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在366予測。また静岡県中部など震源地別予測が現在535予測となっている。

方面別予測において現在、計366予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは86予測、Cクラスは250予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が17予測となっている。

また震源地予測では現在、計535予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが107予測、Cクラスが397予測となっており、このうち静岡県中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、静岡県中部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」静岡県中部M2.7の類似7事例以後の発震傾向性

今回の静岡県中部M2.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた7事例について、静岡県中部を含む中部地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

中部地方以外の各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは伊豆・小笠原で7事例中4例であった。

伊豆・小笠原で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

硫黄島近海 7事例中2例
小笠原諸島西方沖 7事例中2例
鳥島近海 7事例中1例
 

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※画像は気象庁より。