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2020年08月17日紀伊水道でM3.3・震度2、16日ぶり地震が中央構造線断層帯付近で

紀伊水道でM3.3・震度2、16日ぶり地震が中央構造線断層帯付近で


 

気象庁によると2020年08月17日02:56に紀伊水道でM3.3・震度2の地震が発生した。紀伊水道で有感地震が記録されたのは16日ぶり。今年18回目となる有感地震であった。

 

紀伊水道における今回の地震について

2020年08月17日02:56 M3.3・震度2 紀伊水道(深さ約10km)

紀伊水道で有感地震が観測されたのは2020年08月01日のM2.6・震度1以来16日ぶり。今回の震源からは約4km離れた場所で深さは9kmであった。
その前は2020年07月22日のM2.3・震度1で、今回の震源から約9km離れた場所で深さは10kmであった。

今回の震源付近には中央構造線断層帯が東西に走っている。中央構造線断層帯の紀淡海峡-鳴門海峡区間では30年以内にM7.5程度の地震が最大1%の確率で発生すると予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内に紀伊水道を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは50事例中4例であった。
 

紀伊水道と関西地方の最近の地震活動

紀伊水道で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が50回であるのに対し2019年に紀伊水道における1週間平均値は60回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

紀伊水道を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は372回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては18回目。紀伊水道では2019年に18回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計17回のうちM3.0未満だったのが10回、M3.0~3.9が6回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

紀伊水道における最近のM5以上で震度1以上を記録した有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年03月13日 M5.3 震度4 紀伊水道
2018年11月02日 M5.4 震度4 紀伊水道
1985年07月25日 M5.2 震度3 紀伊水道
1963年07月30日 M5.2 震度3 紀伊水道
1955年12月18日 M5.4 震度3 紀伊水道

紀伊水道を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

紀伊水道の過去の地震データ

1919年以降、紀伊水道で発生してきた有感地震は1,066回でそのうちM5.0以上であったのが19回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1948年06月15日のM6.7・震度4で深さは0kmであった。

紀伊水道において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1948年06月15日 M6.7 震度4 紀伊水道
1941年12月25日 M5.8 震度4 紀伊水道
1947年12月09日 M5.8 震度3 紀伊水道
1919年06月06日 M5.7 震度3 紀伊水道
1924年08月13日 M5.6 震度3 紀伊水道

今回の震源から5km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

関西地方と紀伊水道における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在358予測。また紀伊水道など震源地別予測が現在525予測となっている。

方面別予測において現在、計358予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは85予測、Cクラスは244予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が13予測となっている。

また震源地予測では現在、計525予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが103予測、Cクラスが394予測となっており、このうち紀伊水道に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、紀伊水道の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」紀伊水道M3.3の類似50事例以後の発震傾向性

今回の紀伊水道M3.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

紀伊水道を含む関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中4例であった。

関西地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

兵庫県北部 50事例中1例
三重県南東沖 50事例中1例
和歌山県南方沖 50事例中1例
和歌山県北部 50事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。