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2020年08月17日大西洋中央海嶺でM5.2、8日ぶり今年19回目のM5以上地震

大西洋中央海嶺でM5.2、8日ぶり今年19回目のM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年08月17日18:52に大西洋中央海嶺でM5.2の地震が発生した。今回の震源から距離100km以内では2020年にM5.0以上の地震は観測されていなかった。

 

大西洋中央海嶺における今回の地震について

日本時間2020年08月17日18:52 M5.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)

大西洋中央海嶺でM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月09日のM5.2以来8日ぶりで今年19回目。前回の地震は今回の震源から約2,359km離れた位置であった。その前は2020年07月25日のM5.2で、今回の震源から約1,461km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震30事例のうち、その後1ヶ月以内に大西洋中央海嶺を含む大西洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは30事例中6例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の30事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは30事例中6例であった。
 

大西洋中央海嶺の最近の地震活動

大西洋中央海嶺における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が6回。2019年に大西洋中央海嶺の1ヶ月当たり平均発生数は13.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

大西洋中央海嶺では2019年にM6.0以上の地震が1回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に大西洋中央海嶺で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年02月14日 M6.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年09月02日 M5.9 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年08月05日 M5.8 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年04月16日 M5.7 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年06月13日 M5.7 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

大西洋中央海嶺では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が1回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に大西洋中央海嶺で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年06月10日 M6.0 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年05月24日 M5.9 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年03月22日 M5.6 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年05月30日 M5.5 大西洋中央海嶺(深さ約13km)
2020年03月05日 M5.4 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
 

大西洋中央海嶺の過去の地震データ

1901年以降、大西洋中央海嶺で発生してきたM6.0以上の地震は155回でそのうちM7.0以上であったのが13回。20世紀以降、過去最大だったのは1918年05月20日のM7.3で深さは約15kmであった。

大西洋中央海嶺で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1918年05月20日 M7.3 大西洋中央海嶺(深さ約15km)
1962年03月17日 M7.3 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
1925年10月13日 M7.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
1942年11月28日 M7.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
1918年12月02日 M7.1 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1969年09月24日に大西洋中央海嶺でM6.8の地震が約5kmの距離(深さ10km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

大西洋と大西洋中央海嶺における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大西洋など方面別予測が現在442予測。また大西洋中央海嶺など震源地別予測が現在914予測となっている。

方面別予測において現在、計442予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは133予測、Cクラスは259予測。このうち大西洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が5予測、Cクラス予測が42予測となっている。

また震源地予測では現在、計914予測中、Aクラスが40予測、Bクラスが172予測、Cクラスが702予測となっており、このうち大西洋中央海嶺に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが18予測となっている。

通常時との比較では大西洋の現在の危険度は100%前後、大西洋中央海嶺の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」大西洋中央海嶺M5.2の類似30事例以降の発震傾向性

今回の大西洋中央海嶺M5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた30件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

大西洋中央海嶺を含む大西洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは30事例中6例であった。

大西洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

南サンドイッチ諸島 30事例中6例
アセンション島 30事例中1例

また、今回の大西洋中央海嶺における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは30事例中6例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1983年04月30日 M6.4・震度3 十勝沖
1989年10月29日 M6.5・震度3 三陸沖
1990年09月24日 M6.6・震度3 東海道南方沖
2007年03月25日 M6.9・震度6強 能登半島沖(能登半島地震)
2011年04月07日 M7.2・震度6強 宮城県沖
2013年09月04日 M6.8・震度4 鳥島近海
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。