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2020年08月17日パプアニューギニアのダントルカストー諸島でM5.3、07月31日にもM5.6の地震

パプアニューギニアのダントルカストー諸島でM5.3、07月31日にもM5.6の地震


 

USGSによると日本時間2020年08月17日21:54にパプアニューギニアのダントルカストー諸島でM5.3の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年07月31日にパプアニューギニアでM5.6の地震が今回の震源からは約76km離れた場所で起きていた。

 

パプアニューギニアにおける今回の地震について

日本時間2020年08月17日21:54 M5.3 パプアニューギニア(深さ約10km)

パプアニューギニアでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月15日のM5.0以来2日ぶりで今年50回目。前回の地震は今回の震源から約308km離れた位置であった。その前は2020年08月05日のM5.0で、今回の震源から約1,046km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離100km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年07月31日にパプアニューギニアでM5.6の地震が今回の震源からは約76km離れた場所で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震10事例のうち、その後1ヶ月以内にパプアニューギニアを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは10事例中5例であった。

今回の震源付近における過去の事例から1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震が起きていた例はなかった。
 

パプアニューギニアの最近の地震活動

パプアニューギニアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が23回。2019年にパプアニューギニアの1ヶ月当たり平均発生数は30.0回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

パプアニューギニアでは2019年にM6.0以上の地震が9回発生、そのうちM7.0以上の大地震は2回であった。

2019年にパプアニューギニアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月14日 M7.6 パプアニューギニア(深さ約10km)
2019年05月06日 M7.1 パプアニューギニア(深さ約146km)
2019年02月17日 M6.4 パプアニューギニア(深さ約368km)
2019年07月15日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約42km)
2019年01月17日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

パプアニューギニアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が6回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にパプアニューギニアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月17日 M7.0 パプアニューギニア(深さ約80km)
2020年04月25日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約17km)
2020年02月09日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約31km)
2020年05月07日 M6.1 パプアニューギニア(深さ約466km)
2020年01月07日 M6.0 パプアニューギニア(深さ約117km)
 

パプアニューギニアの過去の地震データ

1901年以降、パプアニューギニアで発生してきたM6.0以上の地震は805回でそのうちM7.0以上であったのが82回。20世紀以降、過去最大だったのは1971年07月26日のM8.1で深さは約40kmであった。

パプアニューギニアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1971年07月26日 M8.1 パプアニューギニア(深さ約40km)
1906年09月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約35km)
1971年07月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約40km)
2000年11月16日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約33km)
1916年01月01日 M7.9 パプアニューギニア(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1960年06月11日にパプアニューギニアでM6.6の地震が約15kmの距離(深さ30km)で起きていた他、1960年06月11日にパプアニューギニアでM6.6の地震が約50kmの距離(深さ30km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1960年06月11日に15kmの距離で発生したパプアニューギニア M6.6(深さ30km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とパプアニューギニアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在451予測。またパプアニューギニアなど震源地別予測が現在960予測となっている。

方面別予測において現在、計451予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは137予測、Cクラスは264予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が20予測、Bクラス予測が38予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計960予測中、Aクラスが40予測、Bクラスが176予測、Cクラスが744予測となっており、このうちパプアニューギニアに対してはAクラスが6予測、Bクラスが20予測、Cクラスが26予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は150%以上、パプアニューギニアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」パプアニューギニアM5.3の類似10事例以降の発震傾向性

今回のパプアニューギニアM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた10件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

パプアニューギニアを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは10事例中5例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

ケルマデック諸島 10事例中1例
サンタクルーズ諸島 10事例中1例
ニュージーランド 10事例中1例
バヌアツ 10事例中1例
フィジー 10事例中1例
ソロモン諸島 10事例中1例
ニューカレドニア 10事例中1例
トンガ 10事例中1例

各方面のうち1ヶ月以内に最も多くのM7クラス以上が発生していたのは大洋州であったが、次に多く起きていたのはアジアで10事例中5例であった。

アジアで1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

インドネシア 10事例中3例
モンゴル 10事例中1例
中国 10事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。