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2020年08月16日宮古島近海と宮古島北西沖の境界付近でM4.8の地震、震度1以上は観測されず

08月16日の宮古島北西沖と宮古島近海の境界付近M4.8の地震は宮古島北西沖M4.3に


 

2020年08月16日11:58にUSGSが宮古島北西沖と宮古島近海の境界付近で観測していたM4.8の地震は気象庁が2020年08月17日に発表した震源リストによると宮古島北西沖M4.3となった。

 

2020年08月16日11:58 M4.3・震度1未満 宮古島北西沖(深さ120km)

USGSは深さを約136kmと計測していた。

宮古島北西沖で前回有感地震が観測されたのは2019年08月09日のM4.7・震度1(深さ108km)(規模不明は除く)。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震5事例のうち、その後1ヶ月以内に宮古島北西沖を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

宮古島北西沖と沖縄地方の最近の地震活動

宮古島北西沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が1回であるのに対し2019年に宮古島北西沖における1週間平均値は12回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

宮古島北西沖を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は407回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

宮古島北西沖では2019年に7回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は4回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでに有感地震が0回起きており、内訳はM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

宮古島北西沖における最近のM5以上で震度1以上を記録した有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年07月23日 M5.0 震度2 宮古島北西沖
2019年02月16日 M5.5 震度2 宮古島北西沖
2019年02月16日 M5.0 震度1 宮古島北西沖
2019年02月16日 M5.1 震度2 宮古島北西沖
2017年06月30日 M5.2 震度3 宮古島北西沖

宮古島北西沖を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

宮古島北西沖の過去の地震データ

1919年以降、宮古島北西沖で発生してきた有感地震は82回でそのうちM5.0以上であったのが49回。またM6.0以上は6回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1938年06月10日のM7.2・震度4で深さは22kmであった。

宮古島北西沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1938年06月10日 M7.2 震度4 宮古島北西沖
2007年04月20日 M6.7 震度3 宮古島北西沖
2007年04月20日 M6.3 震度3 宮古島北西沖
1961年12月02日 M6.2 震度4 宮古島北西沖
1995年12月30日 M6.1 震度2 宮古島北西沖

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1976年10月26日に宮古島北西沖でM5.1・震度1の地震が約29kmの距離(深さ125km)で起きていた他、2012年10月05日に宮古島北西沖でM5.2・震度2の地震が約30kmの距離(深さ152km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2007年04月20日に約36kmの距離で発生した宮古島北西沖M6.7・震度3(深さ21km)であった。
 

沖縄地方と宮古島北西沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在358予測。また宮古島北西沖など震源地別予測が現在525予測となっている。

方面別予測において現在、計358予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは85予測、Cクラスは244予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が7予測、Bクラス予測が12予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計525予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが103予測、Cクラスが394予測となっており、このうち宮古島北西沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、宮古島北西沖の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮古島北西沖M4.3の類似事例以後の発震傾向性

今回の宮古島北西沖M4.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた5事例について、宮古島北西沖を含む沖縄地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

また、九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが5事例中1例であった。

九州地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

鹿児島県薩摩地方 5事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。