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2020年08月18日栃木県南部でM3.4・震度1、38日ぶり今年4回目の有感地震

栃木県南部でM3.4・震度1、38日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年08月18日05:35に栃木県南部でM3.4・震度1の地震が発生した。栃木県南部で有感地震が記録されたのは38日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

栃木県南部における今回の地震について

2020年08月18日05:35 M3.4・震度1 栃木県南部(深さ約70km)

栃木県南部で有感地震が観測されたのは2020年07月10日のM2.9・震度1以来38日ぶり。今回の震源からは約49km離れた場所で深さは87kmであった。その前は2020年07月08日のM3.2・震度1で、今回の震源から約12km離れた場所で深さは87kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震23事例のうち、その後1ヶ月以内に栃木県南部を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは23事例中5例であった。
 

栃木県南部と関東地方の最近の地震活動

栃木県南部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が11回であるのに対し2019年に栃木県南部における1週間平均値は11回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

栃木県南部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は577回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。栃木県南部では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

栃木県南部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2009年12月18日 M5.1 震度4 栃木県南部
1975年03月11日 M5.0 震度3 栃木県南部
1967年03月19日 M5.4 震度4 栃木県南部
1949年12月27日 M5.8 震度3 栃木県南部
1940年11月27日 M5.4 震度3 栃木県南部

栃木県南部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

栃木県南部の過去の地震データ

1919年以降、栃木県南部で発生してきた有感地震は302回でそのうちM5.0以上は7回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1949年12月27日のM5.8・震度3で深さは11kmであった。

栃木県南部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1949年12月27日 M5.8 震度3 栃木県南部
1940年11月27日 M5.4 震度3 栃木県南部
1967年03月19日 M5.4 震度4 栃木県南部
1924年10月08日 M5.1 震度3 栃木県南部
1928年04月13日 M5.1 震度4 栃木県南部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1928年04月13日に栃木県南部でM5.1・震度4の地震が約4kmの距離(深さ74km)で起きていた他、2011年04月16日に茨城県南部でM5.9・震度5強の地震が約7kmの距離(深さ79km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2011年04月16日に約7kmの距離で発生した茨城県南部M5.9・震度5強(深さ79km)であった。
 

関東地方と栃木県南部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在358予測。また栃木県南部など震源地別予測が現在525予測となっている。

方面別予測において現在、計358予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは85予測、Cクラスは244予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が11予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計525予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが103予測、Cクラスが394予測となっており、このうち栃木県南部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%以上、栃木県南部の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」栃木県南部M3.4の類似23事例以後の発震傾向性

今回の栃木県南部M3.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた23件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

栃木県南部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは23事例中5例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 23事例中2例
千葉県東方沖 23事例中2例
埼玉県南部 23事例中1例
房総半島南方沖 23事例中1例
茨城県南部 23事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが23事例中11例であった。

東北地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 23事例中4例
三陸沖 23事例中4例
宮城県沖 23事例中2例
秋田県沖 23事例中1例
青森県東方沖 23事例中1例
福島県浜通り 23事例中1例
岩手県内陸南部 23事例中1例
岩手県沖 23事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。