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2020年08月18日南西インド洋海嶺で5ヶ月ぶりのM6クラス地震M5.7、1984年のM6.9震源付近

南西インド洋海嶺で5ヶ月ぶりのM6クラス地震M5.7、1984年のM6.9震源付近


 

USGSによると日本時間2020年08月18日13:40に南西インド洋海嶺でM5.7の地震が発生した。今回の震源付近では1984年にM6.9のM7クラスも起きていた。

 

南西インド洋海嶺における今回の地震について

日本時間2020年08月18日13:40 M5.7 南西インド洋海嶺(深さ約10km)

インド洋では今回の震源から南西方向に約1,200km離れたプリンス・エドワード諸島で08月07日にM6.3の地震が発生していた。共にアフリカプレートと南極プレートの境界付近であった。

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年08月18日にフィリピンで発生したM6.7以来で、2020年としては239回目となる(発生日時は日本時間)。

南西インド洋海嶺でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年03月06日のM5.9以来165日ぶりで今年2回目。前回の地震は今回の震源から約805km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2019年09月24日のM6.0で、今回の震源から約499km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震21事例のうち、その後1ヶ月以内に南西インド洋海嶺を含むインド洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは21事例中1例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の21事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは21事例中2例であった。
 

南西インド洋海嶺の最近の地震活動

南西インド洋海嶺における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が1回。2019年に南西インド洋海嶺の1ヶ月当たり平均発生数は2.1回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

南西インド洋海嶺では2019年にM6.0以上の地震が1回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に南西インド洋海嶺で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年09月24日 M6.0 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
2019年02月08日 M5.5 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

南西インド洋海嶺では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年に南西インド洋海嶺で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年03月06日 M5.9 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年01月09日 M5.1 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年01月11日 M5.1 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年01月26日 M5.1 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年07月09日 M4.9 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
 

南西インド洋海嶺の過去の地震データ

1901年以降、南西インド洋海嶺で発生してきたM6.0以上の地震は16回でそのうちM7.0以上であったのが1回。20世紀以降、過去最大だったのは1933年01月21日のM7.1で深さは約10kmであった。

南西インド洋海嶺で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1933年01月21日 M7.1 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
1984年05月17日 M6.9 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
1981年01月23日 M6.8 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
1988年02月26日 M6.8 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
1949年10月07日 M6.6 南西インド洋海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1984年05月17日に南西インド洋海嶺でM6.9の地震が約19kmの距離(深さ10km)で起きていた他、1984年05月17日に南インド洋でM6.9の地震が約142kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1984年05月17日に19kmの距離で発生した南西インド洋海嶺 M6.9(深さ10km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

インド洋と南西インド洋海嶺における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はインド洋など方面別予測が現在458予測。また南西インド洋海嶺など震源地別予測が現在1006予測となっている。

方面別予測において現在、計458予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは137予測、Cクラスは271予測。このうちインド洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が1予測、Cクラス予測が26予測となっている。

また震源地予測では現在、計1006予測中、Aクラスが38予測、Bクラスが170予測、Cクラスが798予測となっており、このうち南西インド洋海嶺に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較ではインド洋の現在の危険度は100%以下、南西インド洋海嶺の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」南西インド洋海嶺M5.7の類似21事例以降の発震傾向性

今回の南西インド洋海嶺M5.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた21件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

南西インド洋海嶺を含むインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは21事例中1例であった。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

ニコバル諸島 21事例中1例

それ以外ではアフリカで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが21事例中1例、北極・南極では21事例中1例であった。

アフリカ及び北極・南極で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

エジプト 21事例中1例

セベルナヤ・ゼムリャ群島 21事例中1例

また、今回の南西インド洋海嶺における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは21事例中2例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

2003年09月26日 M8.0・震度6弱 十勝沖(2003年十勝沖地震)
2005年11月15日 M7.2・震度3 三陸沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。