• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年08月19日熊本県天草・芦北地方でM1.7・震度1、過去1ヶ月で9回目の地震

熊本県天草・芦北地方でM1.7・震度1、過去1ヶ月で9回目の地震


 

気象庁によると2020年08月19日15:21に熊本県天草・芦北地方でM1.7・震度1の地震が発生した。熊本県天草・芦北地方では2020年08月14日17:57にもM1.5・震度1の地震が深さ0kmで起きていた。

 

熊本県天草・芦北地方における今回の地震について

2020年08月19日15:21 M1.7・震度1 熊本県天草・芦北地方(深さごく浅い)

熊本県天草・芦北地方で有感地震が観測されたのは2020年08月14日のM1.5・震度1以来5日ぶり。今回の震源からは約2km離れた場所で深さは0kmであった。その前は2020年08月13日のM2.1・震度2で、今回の震源から約2km離れた場所で深さは2kmであった。

熊本県天草・芦北地方では07月20日以降これまでの約1ヶ月間に8回の地震が発生しており、今回が9回目であった。震源の位置は2回を除く計7回がいずれも距離数kmの範囲であり、今回の震源付近で多発している。

今回の震源は日奈久断層帯付近であったとみられる。日奈久断層帯では日奈久区間が30年以内にM7.5程度の地震が最大6%の確率で、また八代海区間が30年以内にM7.3程度の地震が最大16%の確率でそれぞれ予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震8事例のうち、その後1ヶ月以内に熊本県天草・芦北地方を含む九州地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは8事例中1例であった。
 

熊本県天草・芦北地方と九州地方の最近の地震活動

熊本県天草・芦北地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が92回であるのに対し2019年に熊本県天草・芦北地方における1週間平均値は46回であったことから、現在の状況は多いと言える。

熊本県天草・芦北地方を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は593回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては12回目。熊本県天草・芦北地方では2019年に34回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計11回のうちM3.0未満だったのが8回、M3.0~3.9が3回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

熊本県天草・芦北地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1986年07月28日 M5.1 震度3 熊本県天草・芦北地方
1931年12月26日 M5.8 震度5 熊本県天草・芦北地方
1931年12月22日 M5.6 震度5 熊本県天草・芦北地方
1931年12月21日 M5.5 震度5 熊本県天草・芦北地方
1927年12月04日 M5.2 震度3 熊本県天草・芦北地方

熊本県天草・芦北地方を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

熊本県天草・芦北地方の過去の地震データ

1919年以降、熊本県天草・芦北地方で発生してきた有感地震は252回でそのうちM5.0以上は7回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1931年12月26日のM5.8・震度5で深さは17kmであった。

熊本県天草・芦北地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1931年12月26日 M5.8 震度5 熊本県天草・芦北地方
1919年04月25日 M5.6 震度3 熊本県天草・芦北地方
1924年06月30日 M5.6 震度2 熊本県天草・芦北地方
1931年12月22日 M5.6 震度5 熊本県天草・芦北地方
1931年12月21日 M5.5 震度5 熊本県天草・芦北地方

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

九州地方と熊本県天草・芦北地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在358予測。また熊本県天草・芦北地方など震源地別予測が現在525予測となっている。

方面別予測において現在、計358予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは85予測、Cクラスは244予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計525予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが103予測、Cクラスが394予測となっており、このうち熊本県天草・芦北地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では九州地方の現在の危険度は100%以下、熊本県天草・芦北地方の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」熊本県天草・芦北地方M1.7の類似8事例以後の発震傾向性

今回の熊本県天草・芦北地方M1.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた8件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

熊本県天草・芦北地方を含む九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは8事例中1例であった。

九州地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

日向灘 8事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。