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2020年08月18日父島近海付近でM4.8の地震、震度1以上は観測されず

08月18日の父島近海付近M4.8の地震は父島近海M4.6に、震度は1未満


 

2020年08月18日11:03にUSGSが父島近海付近で観測していたM4.8の地震は気象庁が2020年08月19日に発表した震源リストによると父島近海M4.6となった。

 

2020年08月18日11:03 M4.6・震度1未満 父島近海(深さ41km)

USGSは深さを約10kmと計測していた。

父島近海で前回有感地震が観測されたのは2020年08月01日のM4.1・震度1(深さ56km)(規模不明は除く)。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震35事例のうち、その後1ヶ月以内に父島近海を含む伊豆・小笠原でM6クラス以上の地震が起きていたのは35事例中12例であった。
 

父島近海と伊豆・小笠原の最近の地震活動

父島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に父島近海における1週間平均値は1回以下であったことから、現在の状況は多いと言える。

父島近海を含む伊豆・小笠原全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は43回で、2019年に伊豆・小笠原で記録された地震数は1週間当たり35回であったので、伊豆・小笠原における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

父島近海では2019年に8回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでに有感地震が8回起きており、内訳はM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が7回、M5.0以上が0回となっている。

父島近海における最近のM5以上で震度1以上を記録した有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年12月30日 M5.1 震度1 父島近海
2018年04月22日 M5.3 震度2 父島近海
2018年01月18日 M5.2 震度2 父島近海
2016年10月04日 M5.8 震度2 父島近海
2016年08月21日 M5.3 震度1 父島近海

父島近海を含む伊豆・小笠原で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月07日の鳥島近海M5.5・震度1が挙げられる。震度1未満を含めると鳥島近海では07月30日に緊急地震速報が発表されたM6.0の地震が起きていた。
 

父島近海の過去の地震データ

1919年以降、父島近海で発生してきた有感地震は263回でそのうちM5.0以上であったのが86回。またM6.0以上は14回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年12月22日のM7.8・震度4で深さは8kmであった。

父島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2010年12月22日 M7.8 震度4 父島近海
1996年11月07日 M6.6 震度3 父島近海
2008年02月27日 M6.6 震度3 父島近海
2008年03月15日 M6.6 震度3 父島近海
2010年12月23日 M6.6 震度3 父島近海

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1997年11月06日に父島近海でM6.1・震度2の地震が約15kmの距離(深さ37km)で起きていた他、1981年01月11日に父島近海でM5.3・震度1の地震が約31kmの距離(深さ0km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1996年11月07日に約91kmの距離で発生した父島近海M6.6・震度3(深さ38km)であった。
 

伊豆・小笠原と父島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は伊豆・小笠原など方面別予測が現在343予測。また父島近海など震源地別予測が現在505予測となっている。

方面別予測において現在、計343予測中、Aクラスは28予測、Bクラスは80予測、Cクラスは235予測。このうち伊豆・小笠原に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が14予測、Cクラス予測が21予測となっている。

また震源地予測では現在、計505予測中、Aクラスが27予測、Bクラスが97予測、Cクラスが381予測となっており、このうち父島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが6予測となっている。

通常時との比較では伊豆・小笠原の現在の危険度は100%以上、父島近海の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」父島近海M4.6の類似事例以後の発震傾向性

今回の父島近海M4.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた35件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

父島近海を含む伊豆・小笠原で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは35事例中12例であった。

伊豆・小笠原で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

硫黄島近海 35事例中5例
鳥島近海 35事例中5例
小笠原諸島西方沖 35事例中3例
八丈島東方沖 35事例中1例
伊豆半島東方沖 35事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが35事例中7例であった。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

千葉県東方沖 35事例中3例
千葉県南東沖 35事例中2例
茨城県南部 35事例中1例
茨城県沖 35事例中1例
千葉県北東部 35事例中1例
関東東方沖 35事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。