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2020年08月20日アラスカでM5.1、M7.8震源周辺で前日に続く2日連続のM5超え地震

アラスカでM5.1、M7.8震源周辺で前日に続く2日連続のM5超え地震


 

USGSによると日本時間2020年08月20日04:45にアラスカでM5.1の地震が発生した。07月22日M7.8大地震の震源周辺で、前日にもM5.0の地震が起きたばかりだった。

 

アラスカにおける今回の地震について

日本時間2020年08月20日04:45 M5.1 アラスカ(深さ約45km)

アラスカでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月18日のM5.0以来1日ぶりで今年26回目。前回の地震は今回の震源から約262km離れた位置であった。その前は2020年08月09日のM5.2で、今回の震源から約258km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離50km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年07月29日にアラスカでM5.6の地震が今回の震源からは約4km離れた場所で起きていた。

07月22日にM7.8の大地震が発生したアラスカではその後もM5を超える規模の地震が断続的に発生しており、08月13日にも西方向に当たるアリューシャン列島でM5.7のM6クラス地震が起きていた。

その後6日間、M5以上の地震は観測されていなかったが、日本時間08月19日03:28にアラスカM5.0そして約24時間後の今回再びM5.1と2日連続でM5以上地震が発生した形。

前日のM5.0は上記の通り今回の震源から約260km程度、東方向で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震24事例のうち、その後1ヶ月以内にアラスカを含む北米でM7クラス以上の地震が起きていたのは24事例中2例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の24事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは24事例中3例であった。
 

アラスカの最近の地震活動

アラスカにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が32回。2019年にアラスカの1ヶ月当たり平均発生数は3.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

アラスカでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にアラスカで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月27日 M5.8 アラスカ(深さ約64km)
2019年09月10日 M5.7 アラスカ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

アラスカでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にアラスカで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月22日 M7.8 アラスカ(深さ約28km)
2020年07月22日 M6.1 アラスカ(深さ約18km)
2020年07月28日 M6.1 アラスカ(深さ約41km)
2020年07月22日 M5.8 アラスカ(深さ約37km)
2020年07月22日 M5.7 アラスカ(深さ約26km)
 

アラスカの過去の地震データ

1901年以降、アラスカで発生してきたM6.0以上の地震は232回でそのうちM7.0以上であったのが33回。20世紀以降、過去最大だったのは1964年03月28日のM9.2で深さは約25kmであった。

アラスカで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1964年03月28日 M9.2 アラスカ(深さ約25km)
1938年11月10日 M8.2 アラスカ(深さ約35km)
1987年11月30日 M7.9 アラスカ(深さ約10km)
2002年11月03日 M7.9 アラスカ(深さ約4km)
2018年01月23日 M7.9 アラスカ(深さ約14km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1993年05月13日にアラスカでM6.9の地震が約27kmの距離(深さ32km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
今回の震源から約50km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

北米とアラスカにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北米など方面別予測が現在479予測。またアラスカなど震源地別予測が現在1097予測となっている。

方面別予測において現在、計479予測中、Aクラスは49予測、Bクラスは141予測、Cクラスは289予測。このうち北米に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が5予測、Cクラス予測が42予測となっている。

また震源地予測では現在、計1097予測中、Aクラスが39予測、Bクラスが171予測、Cクラスが887予測となっており、このうちアラスカに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが26予測となっている。

通常時との比較では北米の現在の危険度は100%以下、アラスカの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」アラスカM5.1の類似24事例以降の発震傾向性

今回のアラスカM5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた24件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アラスカを含む北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは24事例中2例であった。

北米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

アラスカ 24事例中1例
米国 24事例中1例

それ以外では北太平洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが24事例中7例、ロシアでは24事例中3例であった。

北太平洋及びロシアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

アリューシャン列島 24事例中5例
ハワイ 24事例中2例

カムチャッカ半島 24事例中2例
サハリン 24事例中1例
オホーツク海 24事例中1例

また、今回のアラスカにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは24事例中3例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1984年08月07日 M7.1・震度4 日向灘
1986年02月04日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
2004年10月23日 M6.8・震度7 新潟県中越地方(新潟県中越地震)
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。