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2020年08月20日千葉県東方沖でM4.1・震度2、2012年03月のM6.1震源付近

千葉県東方沖で5日ぶり地震M4.1・震度2、2012年03月のM6.1震源付近


 

気象庁によると2020年08月20日09:28に千葉県東方沖でM4.1・震度2の地震が発生した。千葉県東方沖で有感地震が記録されたのは5日ぶり。今年31回目となる有感地震であった。

 

千葉県東方沖における今回の地震について

2020年08月20日09:28 M4.1・震度2 千葉県東方沖(深さ約10km)

千葉県東方沖で有感地震が観測されたのは2020年08月15日のM4.2・震度1以来5日ぶり。今回の震源からは約31km離れた場所で深さは40kmであった。その前は2020年08月13日のM2.7・震度1で、今回の震源から約67km離れた場所で深さは57kmであった。

今回の地震は2012年03月14日に発生したM6.1・震度5強の震源から約10km程度と近い位置で、深さもM6.1の15kmに対し約10kmと同程度であった。

千葉県東方沖では「08月18日の首都圏地震数概況」で伝えた通り08月18日に13回と前年平均の2倍近い地震数を記録していた。また08月17日にも15回と多くなっていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震21事例のうち、その後1ヶ月以内に千葉県東方沖を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは21事例中4例であった。
 

千葉県東方沖と関東地方の最近の地震活動

千葉県東方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が125回であるのに対し2019年に千葉県東方沖における1週間平均値は50回であったことから、現在の状況は多いと言える。

千葉県東方沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は588回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては31回目。千葉県東方沖では2019年に33回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計30回のうちM3.0未満だったのが5回、M3.0~3.9が15回、M4.0~4.9が7回、M5.0以上が3回となっている。

千葉県東方沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年06月25日 M6.1 震度5弱 千葉県東方沖
2020年02月01日 M5.0 震度3 千葉県東方沖
2020年01月03日 M5.8 震度4 千葉県東方沖
2019年07月25日 M5.1 震度3 千葉県東方沖
2019年01月29日 M5.2 震度2 千葉県東方沖

千葉県東方沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

千葉県東方沖の過去の地震データ

1919年以降、千葉県東方沖で発生してきた有感地震は1,994回でそのうちM5.0以上であったのが202回、M6.0以上が31回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1923年09月02日のM6.9・震度5で深さは27kmであった。

千葉県東方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1923年09月02日 M6.9 震度5 千葉県東方沖
1923年06月02日 M6.8 震度5 千葉県東方沖
1987年12月17日 M6.7 震度5 千葉県東方沖(千葉県東方沖地震)
1937年10月17日 M6.6 震度4 千葉県東方沖
1954年07月18日 M6.4 震度4 千葉県東方沖

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2011年03月17日に千葉県東方沖でM5.7・震度4の地震が約7kmの距離(深さ28km)で起きていた他、2012年01月27日に千葉県東方沖でM5.0・震度3の地震が約7kmの距離(深さ14km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2012年03月14日に約9kmの距離で発生した千葉県東方沖M6.1・震度5強(深さ15km)であった。
 

関東地方と千葉県東方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在357予測。また千葉県東方沖など震源地別予測が現在571予測となっている。

方面別予測において現在、計357予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは81予測、Cクラスは247予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が11予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計571予測中、Aクラスが27予測、Bクラスが99予測、Cクラスが445予測となっており、このうち千葉県東方沖に対してはAクラスが1予測、Bクラスが2予測、Cクラスが12予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%以上、千葉県東方沖の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千葉県東方沖M4.1の類似21事例以後の発震傾向性

今回の千葉県東方沖M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた21件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千葉県東方沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは21事例中4例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

千葉県東方沖 21事例中2例
茨城県沖 21事例中2例
関東東方沖 21事例中2例
茨城県北部 21事例中1例
埼玉県北部 21事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが21事例中11例、伊豆・小笠原では21事例中7例であった。

東北地方及び伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

宮城県沖 21事例中5例
三陸沖 21事例中5例
福島県沖 21事例中4例
青森県東方沖 21事例中2例
岩手県沖 21事例中1例
福島県浜通り 21事例中1例
福島県中通り 21事例中1例

硫黄島近海 21事例中3例
鳥島近海 21事例中2例
小笠原諸島西方沖 21事例中2例
小笠原諸島東方沖 21事例中1例
伊豆大島近海 21事例中1例
 

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※画像は気象庁より。