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2020年08月21日アラスカでM5.0、1日ぶり今年27回目のM5以上地震

アラスカでM5.0、M5超える規模の地震は3日連続


 

USGSによると日本時間2020年08月21日01:35にアラスカでM5.0の地震が発生した。アラスカでM5を超える地震が起きるのは3日連続となる。

 

アラスカにおける今回の地震について

日本時間2020年08月21日01:35 M5.0 アラスカ(深さ約42km)

アラスカでM5.0以上地震が観測されたのは日本時間2020年08月20日のM5.1以来1日ぶりで今年27回目。前回の地震は今回の震源から約279km離れた位置であった。その前は日本時間2020年08月19日のM5.0で、今回の震源から約538km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

アラスカM5超え地震が3日連続して発生している形で、07月22日のM7.8に対し今回は最も西側に当たる位置で起きた地震であった。08月13日には更に西側でM5.7が記録されていたがこれはアリューシャン列島における地震となっている。

07月22日のM7.8大地震の震源と今回の地震の震源は約470km離れた距離であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震32事例のうち、その後1ヶ月以内にアラスカを含む北米でM7クラス以上の地震が起きていたのは32事例中3例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の32事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは32事例中6例であった。
 

アラスカの最近の地震活動

アラスカにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が33回。2019年にアラスカの1ヶ月当たり平均発生数は3.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

アラスカでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にアラスカで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月27日 M5.8 アラスカ(深さ約64km)
2019年09月10日 M5.7 アラスカ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

アラスカでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にアラスカで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月22日 M7.8 アラスカ(深さ約28km)
2020年07月22日 M6.1 アラスカ(深さ約18km)
2020年07月28日 M6.1 アラスカ(深さ約41km)
2020年07月22日 M5.8 アラスカ(深さ約37km)
2020年07月22日 M5.7 アラスカ(深さ約26km)
 

アラスカの過去の地震データ

1901年以降、アラスカで発生してきたM6.0以上の地震は232回でそのうちM7.0以上であったのが33回。20世紀以降、過去最大だったのは1964年03月28日のM9.2で深さは約25kmであった。

アラスカで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1964年03月28日 M9.2 アラスカ(深さ約25km)
1938年11月10日 M8.2 アラスカ(深さ約35km)
1987年11月30日 M7.9 アラスカ(深さ約10km)
2002年11月03日 M7.9 アラスカ(深さ約4km)
2018年01月23日 M7.9 アラスカ(深さ約14km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1987年06月21日にアラスカでM6.5の地震が約18kmの距離(深さ34km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

北米とアラスカにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北米など方面別予測が現在470予測。またアラスカなど震源地別予測が現在1087予測となっている。

方面別予測において現在、計470予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは139予測、Cクラスは283予測。このうち北米に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が5予測、Cクラス予測が41予測となっている。

また震源地予測では現在、計1087予測中、Aクラスが37予測、Bクラスが168予測、Cクラスが882予測となっており、このうちアラスカに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが26予測となっている。

通常時との比較では北米の現在の危険度は100%以下、アラスカの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」アラスカM5.0の類似32事例以降の発震傾向性

今回のアラスカM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた32件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アラスカを含む北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは32事例中3例であった。

北米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

米国 32事例中3例

それ以外ではロシアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが32事例中4例、北太平洋では32事例中5例であった。

ロシア及び北太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

カムチャッカ半島 32事例中2例
千島列島 32事例中1例
サハリン 32事例中1例

アリューシャン列島 32事例中4例
ハワイ 32事例中1例

また、今回のアラスカにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは32事例中6例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1989年10月29日 M6.5・震度3 三陸沖
1996年12月03日 M6.7・震度5弱 日向灘
1998年08月20日 M7.1・震度3 小笠原諸島西方沖
2004年12月06日 M6.9・震度5強 釧路沖
2010年02月27日 M7.2・震度5弱 沖縄本島近海
2016年04月16日 M7.3・震度7 熊本県熊本地方(平成28年熊本地震)
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。