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2020年08月22日インドネシアでM5.4の地震、3日前のM7クラス震源付近

インドネシアでM5.4の地震、3日前のスマトラ島沖M7クラス震源付近


 

USGSによると日本時間2020年08月22日09:39にインドネシアのスマトラ島沖でM5.4の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月19日にインドネシアでM6.9の地震が今回の震源からは約32km離れた場所で起きていた。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年08月22日09:39 M5.4 インドネシア(深さ約10km)

インドネシアでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月21日のM6.9以来1日ぶりで今年93回目。前回の地震は今回の震源から約2,483km離れた位置であった。その前は2020年08月18日のM6.9で、今回の震源から約32km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源はスマトラ島沖で、日本時間08月19日にM6.8とM6.9のM7クラスが連発した震源付近。上記の通りM6.9との距離は約30km程度であった。

インドネシアではその後も08月21日にバンダ海でM6.9の深発地震が起きるなどここ数日強い地震が相次いでいる。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震19事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは19事例中11例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の19事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは19事例中4例であった。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が50回。2019年にインドネシアの1ヶ月当たり平均発生数は62.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が12回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にインドネシアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月18日 M6.9 インドネシア(深さ約26km)
2020年08月21日 M6.9 インドネシア(深さ約627km)
2020年05月06日 M6.8 インドネシア(深さ約107km)
2020年08月18日 M6.8 インドネシア(深さ約22km)
2020年07月06日 M6.7 インドネシア(深さ約529km)
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,193回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2010年05月05日にインドネシアでM6.5の地震が約11kmの距離(深さ27km)で起きていた他、2007年10月24日にインドネシアでM6.8の地震が約15kmの距離(深さ21km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2007年09月12日に53kmの距離で発生したインドネシア M8.4(深さ34km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在471予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在1111予測となっている。

方面別予測において現在、計471予測中、Aクラスは49予測、Bクラスは140予測、Cクラスは282予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が27予測、Bクラス予測が31予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計1111予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが166予測、Cクラスが909予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが20予測、Bクラスが37予測、Cクラスが5予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、インドネシアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.4の類似19事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた19件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは19事例中11例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 19事例中6例
日本 19事例中4例
フィリピン 19事例中2例
ミクロネシア 19事例中1例
マリアナ諸島 19事例中1例
中国 19事例中1例
パキスタン 19事例中1例
台湾 19事例中1例

それ以外ではインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが19事例中2例であった。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

アンダマン諸島 19事例中1例
南東インド洋海嶺 19事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは19事例中4例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

2005年01月19日 M6.8・震度1 関東東方沖
2007年09月28日 M7.6・震度2 マリアナ諸島
2008年06月14日 M7.2・震度6強 岩手県内陸南部(岩手・宮城内陸地震)
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。