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2020年08月23日鳥取県東部でM2.7・震度1、1年半ぶりの有感地震が鳥取地震付近で

鳥取県東部でM2.7・震度1、1年半ぶりの有感地震が鳥取地震付近で


 

気象庁によると2020年08月23日03:31に鳥取県東部でM2.7・震度1の地震が発生した。鳥取県東部で有感地震が記録されたのは536日ぶり。今年1回目となる有感地震であった。

 

鳥取県東部における今回の地震について

2020年08月23日03:31 M2.7・震度1 鳥取県東部(深さ約20km)

鳥取県東部で有感地震が観測されたのは2019年03月06日のM1.8・震度1以来536日ぶり。今回の震源からは約25km離れた場所で深さは5kmであった。その前は2019年02月28日のM2.0・震度1で、今回の震源から約25km離れた場所で深さは5kmであった。

今回の地震は鳥取県東部における約1年半ぶりの有感地震であったと同時に、日本国内でも08月22日02:32の長野県北部M4.1・震度3以来およそ25時間ぶりとなる震度1以上地震で、震源の位置は鳥取県東部でこれまで最大の地震だった1943年09月10日の鳥取地震震源からも約13kmと近い位置であった。

今回の震源付近には雨滝-釜戸断層や鹿野-吉岡断層が走っており、前者では30年以内にM6.7程度の地震がほぼ0%の確率で、後者ではM7.2程度の地震がほぼ0%の確率でそれぞれ予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震13事例のうち、その後1ヶ月以内に鳥取県東部を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは13事例中3例であった。
 

鳥取県東部と中国地方の最近の地震活動

鳥取県東部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に鳥取県東部における1週間平均値は1回であったことから、現在の状況は多いと言える。

鳥取県東部を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は141回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。鳥取県東部では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計0回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

鳥取県東部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1983年10月31日 M5.7 震度4 鳥取県東部
1944年04月05日 M5.1 震度2 鳥取県東部
1943年09月15日 M5.2 震度4 鳥取県東部
1943年09月15日 M5.1 震度3 鳥取県東部
1943年09月10日 M5.1 震度3 鳥取県東部

鳥取県東部を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

鳥取県東部の過去の地震データ

1919年以降、鳥取県東部で発生してきた有感地震は107回でそのうちM5.0以上であったのが11回。またM6.0以上は3回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1943年09月10日のM7.2・震度6(鳥取地震)で深さは0kmであった。

鳥取県東部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1943年09月10日 M7.2 震度6 鳥取県東部(鳥取地震)
1943年03月04日 M6.2 震度5 鳥取県東部
1943年03月05日 M6.2 震度5 鳥取県東部
1943年03月13日 M5.9 震度4 鳥取県東部
1943年03月04日 M5.7 震度4 鳥取県東部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1943年09月15日に鳥取県東部でM5.2・震度4の地震が約4kmの距離(深さ5km)で起きていた他、1943年03月05日に鳥取県東部でM6.2・震度5の地震が約8kmの距離(深さ9km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1943年09月10日に約13kmの距離で発生した鳥取県東部M7.2・震度6(深さ0km)であった。
 

中国地方と鳥取県東部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在372予測。また鳥取県東部など震源地別予測が現在638予測となっている。

方面別予測において現在、計372予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは82予測、Cクラスは260予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が2予測となっている。

また震源地予測では現在、計638予測中、Aクラスが27予測、Bクラスが102予測、Cクラスが509予測となっており、このうち鳥取県東部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、鳥取県東部の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」鳥取県東部M2.7の類似13事例以後の発震傾向性

今回の鳥取県東部M2.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた13件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

鳥取県東部を含む中国地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは13事例中3例であった。

中国地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

鳥取県中部 13事例中2例
鳥取県東部 13事例中1例

また、関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが13事例中1例であった。

関西地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

京都府南部 13事例中1例
 

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※画像は気象庁より。