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2020年08月23日長野県北部でM2.5・震度1、前日のM4.1に続く2日連続の有感地震

長野県北部でM2.5・震度1、前日のM4.1に続く2日連続の有感地震


 

気象庁によると2020年08月23日03:57に長野県北部でM2.5・震度1の地震が発生した。長野県北部では前日08月22日02:32にもM4.1・震度3の地震が今回の震源から北西側で起きたばかりだった。

 

長野県北部における今回の地震について

2020年08月23日03:57 M2.5・震度1 長野県北部(深さ約10km)

長野県北部で有感地震が観測されたのは前日08月22日02:32のM4.1・震度3以来約25時間ぶり。その前は2020年07月12日のM2.7・震度1であった。

前日のM4.1・震度3は今回の震源から北西側に約14km程度離れた場所であったとみられる。震源の深さは今回の約10kmと同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震31事例のうち、その後1ヶ月以内に長野県北部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは31事例中2例であった。
 

長野県北部と中部地方の最近の地震活動

長野県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が28回であるのに対し2019年に長野県北部における1週間平均値は40回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

長野県北部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は622回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては16回目。長野県北部では2019年に20回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計15回のうちM3.0未満だったのが13回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が2回、M5.0以上が0回となっている。

長野県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2018年05月25日 M5.2 震度5強 長野県北部
2018年05月12日 M5.2 震度5弱 長野県北部
2014年11月22日 M6.7 震度6弱 長野県北部(”)長野県神城断層地震)
2012年07月10日 M5.2 震度5弱 長野県北部
2011年04月12日 M5.6 震度5弱 長野県北部

長野県北部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

長野県北部の過去の地震データ

1919年以降、長野県北部で発生してきた有感地震は1,546回でそのうちM5.0以上であったのが37回、M6.0以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2014年11月22日のM6.7・震度6弱(長野県神城断層地震)で深さは5kmであった。

長野県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2014年11月22日 M6.7 震度6弱 長野県北部(長野県神城断層地震)
1941年07月15日 M6.1 震度6 長野県北部(長野地震)
1943年10月13日 M5.9 震度4 長野県北部
1986年12月30日 M5.9 震度4 長野県北部
1924年12月14日 M5.6 震度3 長野県北部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2018年05月25日に長野県北部でM5.2・震度5強の地震が約4kmの距離(深さ6km)で起きていた他、2011年04月12日に長野県北部でM5.6・震度5弱の地震が約7kmの距離(深さ0km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2011年04月12日に約7kmの距離で発生した長野県北部M5.6・震度5弱(深さ0km)であった。
 

中部地方と長野県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在372予測。また長野県北部など震源地別予測が現在638予測となっている。

方面別予測において現在、計372予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは82予測、Cクラスは260予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が18予測となっている。

また震源地予測では現在、計638予測中、Aクラスが27予測、Bクラスが102予測、Cクラスが509予測となっており、このうち長野県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、長野県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」長野県北部M2.5の類似31事例以後の発震傾向性

今回の長野県北部M2.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた31件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

長野県北部を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは31事例中2例であった。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

愛知県東部 31事例中1例
静岡県東部 31事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが31事例中6例であった。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 31事例中5例
千葉県東方沖 31事例中2例
関東東方沖 31事例中1例
茨城県北部 31事例中1例

追記:08月23日の長野県北部M2.5・震度1は新潟県中越地方に、規模・震度は変わらず
 

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※画像は気象庁より。