• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年08月23日福島県浜通りでM3.1・震度1、66日ぶり今年7回目の有感地震

福島県浜通りでM3.1・震度1、66日ぶり今年7回目の有感地震


 

気象庁によると2020年08月23日04:37に福島県浜通りでM3.1・震度1の地震が発生した。福島県浜通りで有感地震が記録されたのは66日ぶり。今年7回目となる有感地震であった。

 

福島県浜通りにおける今回の地震について

2020年08月23日04:37 M3.1・震度1 福島県浜通り(深さ約20km)

福島県浜通りで有感地震が観測されたのは2020年06月18日のM3.3・震度2以来66日ぶり。今回の震源からは約61km離れた場所で深さは78kmであった。その前は2020年04月23日のM3.1・震度1で、今回の震源から約25km離れた場所で深さは14kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震8事例のうち、その後1ヶ月以内に福島県浜通りを含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは8事例中3例であった。
 

福島県浜通りと東北地方の最近の地震活動

福島県浜通りで最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が22回であるのに対し2019年に福島県浜通りにおける1週間平均値は24回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

福島県浜通りを含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は865回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては7回目。福島県浜通りでは2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計6回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が4回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

福島県浜通りにおける最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2013年09月20日 M5.9 震度5強 福島県浜通り
2013年07月23日 M5.2 震度4 福島県浜通り
2011年09月29日 M5.4 震度5強 福島県浜通り
2011年05月25日 M5.0 震度5弱 福島県浜通り
2011年05月06日 M5.2 震度5弱 福島県浜通り

福島県浜通りを含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

福島県浜通りの過去の地震データ

1919年以降、福島県浜通りで発生してきた有感地震は1,526回でそのうちM5.0以上であったのが26回。またM6.0以上は3回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年04月11日のM7.0・震度6弱で深さは6kmであった。

福島県浜通りにおいて過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年04月11日 M7.0 震度6弱 福島県浜通り
1922年01月23日 M6.5 震度3 福島県浜通り
2011年03月23日 M6.0 震度5強 福島県浜通り
1921年12月20日 M5.9 震度3 福島県浜通り
2011年04月11日 M5.9 震度5弱 福島県浜通り

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2011年05月25日に福島県浜通りでM5.0・震度5弱の地震が約9kmの距離(深さ7km)で起きていた他、2011年05月06日に福島県浜通りでM5.2・震度5弱の地震が約9kmの距離(深さ6km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2011年03月23日に約11kmの距離で発生した福島県浜通りM6.0・震度5強(深さ8km)であった。
 

東北地方と福島県浜通りにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在372予測。また福島県浜通りなど震源地別予測が現在638予測となっている。

方面別予測において現在、計372予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは82予測、Cクラスは260予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が9予測、Bクラス予測が23予測、Cクラス予測が10予測となっている。

また震源地予測では現在、計638予測中、Aクラスが27予測、Bクラスが102予測、Cクラスが509予測となっており、このうち福島県浜通りに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、福島県浜通りの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」福島県浜通りM3.1の類似8事例以後の発震傾向性

今回の福島県浜通りM3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた8件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

福島県浜通りを含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは8事例中3例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

三陸沖 8事例中2例
宮城県沖 8事例中2例
岩手県沖 8事例中2例
福島県浜通り 8事例中1例
青森県東方沖 8事例中1例
福島県沖 8事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが8事例中3例であった。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 8事例中3例
関東東方沖 8事例中1例
千葉県東方沖 8事例中1例
茨城県北部 8事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。