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2020年08月24日ケルマデック諸島でM5.4、その後の日本M7クラス少なくない場所

ケルマデック諸島でM5.4、その後の日本M7クラス地震少なくない場所


 

USGSによると日本時間2020年08月24日09:45にケルマデック諸島でM5.4の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月11日にケルマデック諸島でM5.1の地震が今回の震源からは約82km離れた場所で起きていた。

 

ケルマデック諸島における今回の地震について

日本時間2020年08月24日09:45 M5.4 ケルマデック諸島(深さ約10km)

ケルマデック諸島でM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月11日のM5.1以来13日ぶりで今年32回目。前回の地震は今回の震源から約82km離れた位置であった。その前は2020年07月18日のM5.2で、今回の震源から約435km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

ケルマデック諸島では日本時間06月18日にM7.4の大地震が発生していた。震源は今回の南側で約430km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内にケルマデック諸島を含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは50事例中27例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の50事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは50事例中13例であった。
 

ケルマデック諸島の最近の地震活動

ケルマデック諸島における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が5回。2019年にケルマデック諸島の1ヶ月当たり平均発生数は8.9回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

ケルマデック諸島では2019年にM6.0以上の地震が2回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にケルマデック諸島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月19日 M6.4 ケルマデック諸島(深さ約30km)
2019年09月27日 M6.1 ケルマデック諸島(深さ約34km)
2019年12月18日 M5.9 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2019年05月10日 M5.7 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2019年10月24日 M5.7 ケルマデック諸島(深さ約70km)
※海外時間(UTC)

ケルマデック諸島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にケルマデック諸島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年06月18日 M7.4 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年03月14日 M6.4 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年04月14日 M6.0 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年05月28日 M5.8 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2020年03月05日 M5.6 ケルマデック諸島(深さ約10km)
 

ケルマデック諸島の過去の地震データ

1901年以降、ケルマデック諸島で発生してきたM6.0以上の地震は292回でそのうちM7.0以上であったのが26回。20世紀以降、過去最大だったのは1917年05月01日のM8.2で深さは約15kmであった。

ケルマデック諸島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1917年05月01日 M8.2 ケルマデック諸島(深さ約15km)
1976年01月14日 M8.0 ケルマデック諸島(深さ約33km)
1986年10月20日 M7.7 ケルマデック諸島(深さ約29km)
2011年07月06日 M7.6 ケルマデック諸島(深さ約17km)
1955年02月27日 M7.5 ケルマデック諸島(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2011年10月21日にケルマデック諸島でM7.4の地震が約9kmの距離(深さ33km)で起きていた他、1925年02月13日にケルマデック諸島でM6.5の地震が約11kmの距離(深さ35km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1986年10月20日に73kmの距離で発生したケルマデック諸島 M7.7(深さ29km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とケルマデック諸島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在482予測。またケルマデック諸島など震源地別予測が現在1232予測となっている。

方面別予測において現在、計482予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは138予測、Cクラスは294予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が19予測、Bクラス予測が39予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計1232予測中、Aクラスが37予測、Bクラスが162予測、Cクラスが1033予測となっており、このうちケルマデック諸島に対してはAクラスが1予測、Bクラスが7予測、Cクラスが30予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は150%以上、ケルマデック諸島の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ケルマデック諸島M5.4の類似50事例以降の発震傾向性

今回のケルマデック諸島M5.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ケルマデック諸島を含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中27例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

パプアニューギニア 50事例中9例
フィジー 50事例中8例
バヌアツ 50事例中6例
ケルマデック諸島 50事例中3例
サンタクルーズ諸島 50事例中3例
ニューカレドニア 50事例中3例
マッコーリー島 50事例中2例
ニュージーランド 50事例中2例
ソロモン諸島 50事例中1例
トンガ 50事例中1例

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中26例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

日本 50事例中13例
インドネシア 50事例中9例
フィリピン 50事例中5例
中国 50事例中5例
台湾 50事例中2例
マリアナ諸島 50事例中2例
インド 50事例中1例

また、今回のケルマデック諸島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは50事例中13例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1961年08月12日 M7.2・震度4 釧路沖
1986年06月24日 M6.4・震度4 千葉県南東沖
1987年01月09日 M6.6・震度5 岩手県沿岸北部
1992年10月30日 M6.7・震度2 鳥島近海
1993年10月12日 M6.9・震度4 東海道南方沖
2005年11月15日 M7.2・震度3 三陸沖
2007年03月25日 M6.9・震度6強 能登半島沖(能登半島地震)
2008年07月19日 M6.9・震度4 福島県沖
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
2011年07月10日 M7.3・震度4 三陸沖
2014年03月03日 M6.4・震度4 沖縄本島北西沖
2015年06月23日 M6.5・震度4 小笠原諸島西方沖
2016年01月14日 M6.7・震度5弱 浦河沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。