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2020年08月25日中米コスタリカでM6.0、2年ぶりのM6クラス以上地震

中米コスタリカでM6.0、2年ぶりのM6以上地震


 

USGSによると日本時間2020年08月25日06:51にコスタリカでM6.0の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年01月21日にコスタリカでM5.2の地震が今回の震源からは約87km離れた場所で起きていた。

 

コスタリカにおける今回の地震について

日本時間2020年08月25日06:51 M6.0 コスタリカ(深さ約27km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM6.0以上の地震としては2020年08月21日にインドネシアで発生したM6.9以来4日ぶりで、2020年としては75回目となる(発生日時は日本時間)。

コスタリカでM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2018年08月17日のM6.1以来738日ぶりで今年1回目。前回の地震は今回の震源から約175km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2017年11月13日のM6.5で、今回の震源から約15km離れていた。

中米ではコスタリカの南東側に位置するパナマの南沖で08月20日にM5.4の地震が起きていた。今回の震源からの距離は約770kmであった。

今回の震源付近では下記で述べている通り同程度の深さでM7クラス地震の記録も複数確認されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震33事例のうち、その後1ヶ月以内にコスタリカを含む中南米でM7クラス以上の地震が起きていたのは33事例中17例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の33事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは33事例中9例であった。
 

コスタリカの過去の地震データ

1901年以降、コスタリカで発生してきたM6.0以上の地震は43回でそのうちM7.0以上であったのが9回。20世紀以降、過去最大だったのは1991年04月22日のM7.6で深さは約10kmであった。

コスタリカで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1991年04月22日 M7.6 コスタリカ(深さ約10km)
2012年09月05日 M7.6 コスタリカ(深さ約35km)
1950年10月05日 M7.5 コスタリカ(深さ約98km)
1941年12月05日 M7.3 コスタリカ(深さ約20km)
1990年03月25日 M7.3 コスタリカ(深さ約22km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2017年11月13日にコスタリカでM6.5の地震が約15kmの距離(深さ19km)で起きていた他、1939年12月22日にコスタリカでM6.8の地震が約26kmの距離(深さ25km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2012年09月05日に90kmの距離で発生したコスタリカ M7.6(深さ35km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

中南米とコスタリカにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中南米など方面別予測が現在487予測。またコスタリカなど震源地別予測が現在1293予測となっている。

方面別予測において現在、計487予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは138予測、Cクラスは299予測。このうち中南米に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が46予測、Cクラス予測が8予測となっている。

また震源地予測では現在、計1293予測中、Aクラスが35予測、Bクラスが163予測、Cクラスが1095予測となっており、このうちコスタリカに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが9予測となっている。

通常時との比較では中南米の現在の危険度は100%以上、コスタリカの危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」コスタリカM6.0の類似33事例以降の発震傾向性

今回のコスタリカM6.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた33件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

コスタリカを含む中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは33事例中17例であった。

中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。(上位10地域)

チリ 33事例中2例
ペルー 33事例中2例
パナマ 33事例中2例
コスタリカ 33事例中1例
エルサルバドル 33事例中1例
グアテマラ 33事例中1例
メキシコ 33事例中1例
アルゼンチン 33事例中1例
ドミニカ共和国 33事例中1例
トリニダード・トバゴ 33事例中1例

それ以外では北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが33事例中4例、南太平洋では33事例中2例であった。

北米及び南太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

アラスカ 33事例中4例
カナダ 33事例中1例

イースター島 33事例中2例

また、今回のコスタリカにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは33事例中9例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1950年11月06日 M6.7・震度4 四国沖
1952年05月20日 M6.5・震度4 十勝沖
1952年10月27日 M6.5・震度3 三陸沖
1959年01月22日 M6.8・震度4 福島県沖
1982年09月06日 M6.6・震度3 鳥島近海
2000年07月30日 M6.5・震度6弱 三宅島近海(2000年新島・神津島・三宅島近海群発地震のひとつ)
2004年11月29日 M7.1・震度5強 釧路沖
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
2012年03月14日 M6.9・震度4 三陸沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。