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2020年08月25日トンガで再びM5.2、M6クラスの5時間後に600km南側で地震

トンガで再びM5.2、M6クラスの5時間後に600km南側で地震


 

USGSによると日本時間2020年08月25日07:50に大洋州のトンガでM5.2の地震が発生した。トンガでは約5時間前の日本時間08月25日02:14にM5.6のM6クラス地震が起きたばかりであった。

 

トンガにおける今回の地震について

日本時間2020年08月25日07:50 M5.2 トンガ(深さ約43km)

トンガでM5.0以上地震が観測されたのは日本時間2020年08月25日02:14のM5.6以来5時間ぶりで今年38回目。前回の地震は今回の震源から約597km離れた位置であった。その前はUTC2020年08月14日のM5.2で、今回の震源から約230km離れていた。

今回の震源から距離300km以内でM5.0以上の地震が観測されたのは2020年08月14日のM5.2以来11日ぶり。今回の震源から約230km離れた位置であった。その前は2020年08月11日のM5.0で、今回の震源から約195km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震40事例のうち、その後1ヶ月以内にトンガを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは40事例中25例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の40事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは40事例中8例であった。
 

今回の震源から300km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離300km以内では2019年にM6.0以上の地震が5回発生、そのうちM7.0以上の大地震は0回であった。

2019年に今回の震源から距離300km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年11月04日 M6.6 トンガ(深さ約10km)
2019年11月11日 M6.2 トンガ(深さ約10km)
2019年06月15日 M6.1 トンガ(深さ約13km)
2019年05月30日 M6.0 トンガ(深さ約178km)
2019年06月02日 M6.0 トンガ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から距離300km以内では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が1回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に今回の震源から距離300km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2020年06月03日 M6.1 フィジー(深さ約91km)
2020年05月28日 M5.9 トンガ(深さ約10km)
2020年05月31日 M5.6 フィジー(深さ約119km)
2020年08月01日 M5.6 トンガ(深さ約10km)
2020年04月22日 M5.5 トンガ(深さ約40km)
 

今回の震源から300km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離300km以内で発生してきたM6.0以上の地震は200回でそのうちM7.0以上であったのが15回。20世紀以降最大だったのは2006年05月03日のトンガM8.0で深さは約55kmであった。

今回の震源から300km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2006年05月03日 M8.0 トンガ(深さ約55km)
1950年12月14日 M7.8 トンガ(深さ約216km)
1975年10月11日 M7.8 トンガ(深さ約9km)
1997年10月14日 M7.8 フィジー(深さ約167km)
1913年06月26日 M7.7 トンガ(深さ約25km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1983年03月21日にトンガでM6.7の地震が約33kmの距離(深さ68km)で起きていた他、1967年12月27日にトンガでM6.5の地震が約102kmの距離(深さ15km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とトンガにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在500予測。またトンガなど震源地別予測が現在1357予測となっている。

方面別予測において現在、計500予測中、Aクラスは44予測、Bクラスは137予測、Cクラスは319予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が18予測、Bクラス予測が40予測、Cクラス予測が1予測となっている。

また震源地予測では現在、計1357予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが170予測、Cクラスが1151予測となっており、このうちトンガに対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが27予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、トンガの危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」トンガM5.2の類似40事例以降の発震傾向性

今回のトンガM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた40件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

トンガを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは40事例中25例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

パプアニューギニア 40事例中8例
バヌアツ 40事例中6例
フィジー 40事例中6例
ケルマデック諸島 40事例中5例
トンガ 40事例中3例
ソロモン諸島 40事例中2例
マッコーリー島 40事例中2例
オーストラリア南方 40事例中1例
サモア 40事例中1例

また、今回のトンガにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは40事例中8例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1983年04月30日 M6.4・震度3 十勝沖
1984年01月01日 M7.0・震度4 三重県南東沖
1996年11月07日 M6.6・震度3 父島近海
2001年03月24日 M6.7・震度6弱 安芸灘(芸予地震)
2003年09月26日 M8.0・震度6弱 十勝沖(2003年十勝沖地震)
2010年02月27日 M7.2・震度5弱 沖縄本島近海
2015年02月17日 M6.9・震度4 三陸沖
2020年04月18日 M6.8・震度4 小笠原諸島西方沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。