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2020年08月25日インド洋北部でM5.2、三重会合点近く1954年にM7.1大地震も

インド洋北部でM5.2、三重会合点近く1954年にM7.1大地震も


 

USGSによると日本時間2020年08月25日16:15にインド洋北部でM5.2の地震が発生した。今回の震源はアラビアプレート、アフリカプレート、インド・オーストラリアプレートの三重会合点付近であった。

 

カールスバーグ海嶺における今回の地震について

日本時間2020年08月25日16:15 M5.2 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)

カールスバーグ海嶺でM5.0以上地震が観測されたのは2020年07月10日のM5.3以来46日ぶりで今年2回目。前回の地震は今回の震源から約1,758km離れた位置であった。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源はアラビアプレート、アフリカプレート、インド・オーストラリアプレートの三重会合点付近で、1954年には48kmの距離でM7.1の大地震が起きていた場所。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震31事例のうち、その後1ヶ月以内にカールスバーグ海嶺を含むインド洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは31事例中2例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の31事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは31事例中5例であった。
 

カールスバーグ海嶺の最近の地震活動

カールスバーグ海嶺における最近の地震発生状況は、直近の1ヶ月間でM4.5以上地震は発生していないが、2019年のカールスバーグ海嶺の1ヶ月当たり平均発生数は5.5回であった。

カールスバーグ海嶺では2019年にM6.0以上の地震が1回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にカールスバーグ海嶺で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年04月29日 M6.3 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2019年07月02日 M5.8 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2019年09月05日 M5.6 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2019年11月14日 M5.5 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

カールスバーグ海嶺では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にカールスバーグ海嶺で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月10日 M5.3 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年03月20日 M4.8 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年05月08日 M4.7 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年07月20日 M4.7 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年05月28日 M4.6 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
 

カールスバーグ海嶺の過去の地震データ

1901年以降、カールスバーグ海嶺で発生してきたM6.0以上の地震は19回でそのうちM7.0以上であったのが2回。20世紀以降、過去最大だったのは2003年07月15日のM7.6で深さは約10kmであった。

カールスバーグ海嶺で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2003年07月15日 M7.6 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
1954年03月31日 M7.1 カールスバーグ海嶺(深さ約15km)
1983年04月08日 M6.7 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
1986年07月07日 M6.5 カールスバーグ海嶺(深さ約8km)
1995年05月26日 M6.5 カールスバーグ海嶺(深さ約62km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1954年03月31日にカールスバーグ海嶺でM7.1の地震が約48kmの距離(深さ15km)で起きていた他、1995年05月26日にカールスバーグ海嶺でM6.5の地震が約56kmの距離(深さ62km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1954年03月31日に48kmの距離で発生したカールスバーグ海嶺 M7.1(深さ15km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

インド洋とカールスバーグ海嶺における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はインド洋など方面別予測が現在513予測。またカールスバーグ海嶺など震源地別予測が現在1425予測となっている。

方面別予測において現在、計513予測中、Aクラスは45予測、Bクラスは139予測、Cクラスは329予測。このうちインド洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が31予測となっている。

また震源地予測では現在、計1425予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが172予測、Cクラスが1217予測となっており、このうちカールスバーグ海嶺に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが4予測となっている。

通常時との比較ではインド洋の現在の危険度は100%以下、カールスバーグ海嶺の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」カールスバーグ海嶺M5.2の類似31事例以降の発震傾向性

今回のカールスバーグ海嶺M5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた31件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

カールスバーグ海嶺を含むインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは31事例中2例であった。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

アンダマン諸島 31事例中1例
南東インド洋海嶺 31事例中1例

それ以外では中東で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが31事例中1例であった。

中東で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

アフガニスタン 31事例中1例

また、今回のカールスバーグ海嶺における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは31事例中5例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1983年08月26日 M6.6・震度4 大分県北部
1987年01月09日 M6.6・震度5 岩手県沿岸北部
2005年11月15日 M7.2・震度3 三陸沖
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
2011年03月09日 M7.3・震度5弱 三陸沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。