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2020年08月25日奈良県でM2.0・震度1、47日ぶり今年4回目の有感地震

奈良県でM2.0・震度1、47日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年08月25日22:00に奈良県でM2.0・震度1の地震が発生した。奈良県で有感地震が記録されたのは47日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

奈良県における今回の地震について

2020年08月25日22:00 M2.0・震度1 奈良県(深さ約10km)

奈良県で有感地震が観測されたのは2020年07月10日のM2.9・震度1以来47日ぶり。今回の震源からは約24km離れた場所で深さは62kmであった。その前は2020年05月31日のM3.6・震度1で、今回の震源から約44km離れた場所で深さは47kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震14事例のうち、その後1ヶ月以内に奈良県を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは14事例中1例であった。
 

奈良県と関西地方の最近の地震活動

奈良県で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が9回であるのに対し2019年に奈良県における1週間平均値は10回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

奈良県を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は354回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。奈良県では2019年に4回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

奈良県における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2010年07月21日 M5.1 震度4 奈良県
1984年02月11日 M5.5 震度3 奈良県
1953年09月01日 M5.0 震度2 奈良県
1952年07月18日 M6.7 震度4 奈良県(吉野地震)
1936年02月21日 M6.4 震度5 奈良県(河内大和地震)

奈良県を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

奈良県の過去の地震データ

1919年以降、奈良県で発生してきた有感地震は266回でそのうちM5.0以上であったのが5回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1952年07月18日のM6.7・震度4(吉野地震)で深さは61kmであった。

奈良県において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1952年07月18日 M6.7 震度4 奈良県(吉野地震)
1936年02月21日 M6.4 震度5 奈良県(河内大和地震)
1984年02月11日 M5.5 震度3 奈良県
2010年07月21日 M5.1 震度4 奈良県
1953年09月01日 M5.0 震度2 奈良県

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

関西地方と奈良県における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在372予測。また奈良県など震源地別予測が現在638予測となっている。

方面別予測において現在、計372予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは82予測、Cクラスは260予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が15予測となっている。

また震源地予測では現在、計638予測中、Aクラスが27予測、Bクラスが102予測、Cクラスが509予測となっており、このうち奈良県に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、奈良県の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」奈良県M2.0の類似14事例以後の発震傾向性

今回の奈良県M2.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた14件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

奈良県を含む関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは14事例中1例であった。

関西地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

和歌山県南部 14事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。