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2020年08月26日インドネシアのスンダ海峡でM5.1、東西でM5超え地震目立っている場所

インドネシアのスンダ海峡でM5.1、東西でM5超え地震目立っている場所


 

USGSによると日本時間2020年08月26日08:27にインドネシアでM5.1の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年05月03日にインドネシアでM5.0の地震が今回の震源からは約35km離れた場所で起きていた。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年08月26日08:27 M5.1 インドネシア(深さ約35km)

今回の震源はスマトラ島とジャワ島の間に位置するスンダ海峡でユーラシアプレートとインド・オーストラリアプレートの境界付近であった。

同じプレート境界沿いではスマトラ島側で日本時間08月19日にM6.8とM6.9、その後もM5を超える地震が3回起きており、ジャワ島側でも日本時間08月24日にM5.1の地震が起きるなど最近M5を超える地震活動が目立っている。

今回の震源との距離はスマトラ島側における地震が約430km程度、ジャワ島側における地震が約470km程度であった。

今回の震源から距離50km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年05月03日にインドネシアでM5.0の地震が今回の震源からは約35km離れた場所で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震43事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは43事例中24例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の43事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは43事例中8例であった。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が50回。2019年にインドネシアの1ヶ月当たり平均発生数は62.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が12回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にインドネシアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月18日 M6.9 インドネシア(深さ約26km)
2020年08月21日 M6.9 インドネシア(深さ約627km)
2020年05月06日 M6.8 インドネシア(深さ約107km)
2020年08月18日 M6.8 インドネシア(深さ約22km)
2020年07月06日 M6.7 インドネシア(深さ約529km)
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,193回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約50km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在523予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在1470予測となっている。

方面別予測において現在、計523予測中、Aクラスは45予測、Bクラスは142予測、Cクラスは336予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が21予測、Bクラス予測が40予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計1470予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが174予測、Cクラスが1260予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが19予測、Bクラスが39予測、Cクラスが6予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%前後、インドネシアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.1の類似43事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた43件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは43事例中24例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

インドネシア 43事例中10例
日本 43事例中8例
台湾 43事例中3例
マリアナ諸島 43事例中3例
フィリピン 43事例中2例
ミャンマー 43事例中1例
中国 43事例中1例
ミクロネシア 43事例中1例
ネパール 43事例中1例

それ以外ではインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが43事例中1例であった。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

中央インド洋海嶺 43事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは43事例中8例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1987年03月18日 M6.6・震度5 日向灘
1990年08月05日 M6.2・震度2 本州南方沖
2004年11月29日 M7.1・震度5強 釧路沖
2007年03月25日 M6.9・震度6強 能登半島沖(能登半島地震)
2010年02月27日 M7.2・震度5弱 沖縄本島近海
2011年06月23日 M6.9・震度5弱 岩手県沖
2013年02月02日 M6.5・震度5強 十勝地方南部
2014年07月12日 M7.0・震度4 福島県沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。