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2020年08月27日宮城県沖でM4.1・震度2の地震、2日前の岩手県沖M3.6に近い位置

宮城県沖でM4.1・震度2の地震、2日前の岩手県沖M3.6に近い位置


 

気象庁によると2020年08月27日09:48に宮城県沖でM4.1・震度2の地震が発生した。宮城県沖で有感地震が記録されたのは18日ぶり。今年43回目となる有感地震であった。

 

宮城県沖における今回の地震について

2020年08月27日09:48 M4.1・震度2 宮城県沖(深さ約40km)

宮城県沖で有感地震が観測されたのは2020年08月09日のM3.6・震度1以来18日ぶり。今回の震源からは約9km離れた場所で深さは45kmであった。その前は2020年07月28日のM3.9・震度1で、今回の震源から約21km離れた場所で深さは51kmであった。

今回の震源は岩手県沖に近い宮城県の北部沖合であったが、付近では2日前に08月25日にも岩手県の南部沖合に当たる岩手県沖でM3.6・震度1の地震が深さ56kmで起きていた。震源の位置は約20km離れていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震36事例のうち、その後1ヶ月以内に宮城県沖を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは36事例中16例であった。
 

宮城県沖と東北地方の最近の地震活動

宮城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が163回であるのに対し2019年に宮城県沖における1週間平均値は167回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

宮城県沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は887回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては43回目。宮城県沖では2019年に98回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計42回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が31回、M4.0~4.9が8回、M5.0以上が2回となっている。

宮城県沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年05月18日 M5.2 震度4 宮城県沖
2020年04月20日 M6.2 震度4 宮城県沖
2018年10月26日 M5.7 震度4 宮城県沖
2018年09月19日 M5.0 震度3 宮城県沖
2018年03月23日 M5.1 震度4 宮城県沖

宮城県沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

宮城県沖の過去の地震データ

1919年以降、宮城県沖で発生してきた有感地震は4,373回でそのうちM5.0以上であったのが270回。またM6.0以上は47回でM7.0以上の大地震は7回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1936年11月03日のM7.4・震度5(1936年宮城県沖地震)で深さは61kmであった。

宮城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1936年11月03日 M7.4 震度5 宮城県沖(1936年宮城県沖地震)
1978年06月12日 M7.4 震度5 宮城県沖(1978年宮城県沖地震)
2005年08月16日 M7.2 震度6弱 宮城県沖(2005年宮城県沖地震)
2011年04月07日 M7.2 震度6強 宮城県沖
1933年06月19日 M7.1 震度4 宮城県沖

また今回の震源から約5km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2011年03月13日に宮城県沖でM5.6・震度3の地震が約3kmの距離(深さ42km)で起きていた他、2011年04月02日に宮城県沖でM5.2・震度4の地震が約3kmの距離(深さ42km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約5km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2011年03月13日に約3kmの距離で発生した宮城県沖M5.6・震度3(深さ42km)であった。
 

東北地方と宮城県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在361予測。また宮城県沖など震源地別予測が現在621予測となっている。

方面別予測において現在、計361予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは79予測、Cクラスは255予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が8予測、Bクラス予測が22予測、Cクラス予測が10予測となっている。

また震源地予測では現在、計621予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが98予測、Cクラスが501予測となっており、このうち宮城県沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが5予測、Cクラスが19予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、宮城県沖の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮城県沖M4.1の類似36事例以後の発震傾向性

今回の宮城県沖M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた36件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮城県沖を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは36事例中16例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

福島県沖 36事例中4例
青森県東方沖 36事例中4例
三陸沖 36事例中4例
宮城県沖 36事例中3例
岩手県沖 36事例中3例
福島県会津 36事例中1例
秋田県沿岸南部 36事例中1例
山形県沖 36事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが36事例中13例、千島海溝では36事例中10例であった。

関東地方及び千島海溝で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 36事例中6例
千葉県東方沖 36事例中5例
茨城県南部 36事例中2例
関東東方沖 36事例中2例
千葉県北東部 36事例中2例
千葉県南東沖 36事例中1例
茨城県北部 36事例中1例
栃木県北部 36事例中1例

十勝沖 36事例中4例
千島列島 36事例中2例
北海道東方沖 36事例中2例
釧路沖 36事例中1例
択捉島南東沖 36事例中1例
浦河沖 36事例中1例
根室半島南東沖 36事例中1例
 

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※画像は気象庁より。