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2020年08月28日イースター島でM5.3、08月中旬にM5以上連発した震源付近で再び地震

南太平洋イースター島でM5.3、08月中旬にM5以上連発した震源付近で再び地震


 

USGSによると日本時間2020年08月28日06:39に南太平洋のイースター島でM5.3の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月16日にイースター島でM5.1の地震が今回の震源からは約20km離れた場所で起きていた。

 

イースター島における今回の地震について

日本時間2020年08月28日06:39 M5.3 イースター島(深さ約10km)

イースター島でM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月15日のM5.1以来12日ぶりで今年10回目。前回の地震は今回の震源から約20km離れた位置であった。その前は2020年08月15日のM5.0で、今回の震源から約31km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

イースター島付近における今回の震源近くでは最近M5クラス以上地震が多発しており、過去1ヶ月間で今回が10回目となる。最大だったのは08月15日のM5.8でM5以上が日本時間08月16日にかけて計3回、更に08月06日にもM5.4の地震が起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内にイースター島を含む南太平洋でM7クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の16事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは16事例中4例であった。
 

イースター島の最近の地震活動

イースター島における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が9回。2019年にイースター島の1ヶ月当たり平均発生数は2.7回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

イースター島では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にイースター島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年09月27日 M5.9 イースター島(深さ約10km)
2019年09月09日 M5.5 イースター島(深さ約20km)
※海外時間(UTC)

イースター島では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にイースター島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月15日 M5.8 イースター島(深さ約10km)
2020年05月14日 M5.7 イースター島(深さ約10km)
2020年01月22日 M5.5 イースター島(深さ約10km)
2020年08月06日 M5.4 イースター島(深さ約10km)
2020年05月03日 M5.1 イースター島(深さ約10km)
 

イースター島の過去の地震データ

1901年以降、イースター島で発生してきたM6.0以上の地震は58回でそのうちM7.0以上であったのが0回。20世紀以降、過去最大だったのは1925年12月19日のM6.9で深さは約10kmであった。

イースター島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1925年12月19日 M6.9 イースター島(深さ約10km)
1996年09月05日 M6.9 イースター島(深さ約10km)
1987年07月06日 M6.7 イースター島(深さ約10km)
2004年11月28日 M6.6 イースター島(深さ約10km)
1932年11月02日 M6.5 イースター島(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1932年11月02日にイースター島でM6.5の地震が約30kmの距離(深さ10km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

南太平洋とイースター島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は南太平洋など方面別予測が現在523予測。またイースター島など震源地別予測が現在1470予測となっている。

方面別予測において現在、計523予測中、Aクラスは45予測、Bクラスは142予測、Cクラスは336予測。このうち南太平洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が14予測となっている。

また震源地予測では現在、計1470予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが174予測、Cクラスが1260予測となっており、このうちイースター島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが9予測となっている。

通常時との比較では南太平洋の現在の危険度は100%前後、イースター島の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」イースター島M5.3の類似16事例以降の発震傾向性

今回のイースター島M5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例について、イースター島を含む南太平洋でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

それ以外では中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが16事例中7例、大洋州では16事例中8例であった。

中南米及び大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

チリ 16事例中3例
ニカラグア 16事例中2例
メキシコ 16事例中1例
ブラジル 16事例中1例
アルゼンチン 16事例中1例

パプアニューギニア 16事例中3例
バヌアツ 16事例中3例
ケルマデック諸島 16事例中2例
フィジー 16事例中2例
サンタクルーズ諸島 16事例中1例
ロイヤリティ諸島 16事例中1例
ソロモン諸島 16事例中1例
ニュージーランド 16事例中1例

また、今回のイースター島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは16事例中4例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1983年06月21日 M7.1・震度4 青森県西方沖
1996年12月03日 M6.7・震度5弱 日向灘
2000年10月06日 M7.3・震度6強 鳥取県西部(鳥取県西部地震)
2010年02月27日 M7.2・震度5弱 沖縄本島近海
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。