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2020年08月27日石垣島北西沖と与那国島近海と石垣島近海の境界付近でM4.6の地震、震度1以上は観測されず

08月27日の与那国島近海と石垣島北西沖と石垣島近海の境界付近M4.6の地震は与那国島近海M4.7に


 

2020年08月27日07:15にUSGSが与那国島近海と石垣島北西沖と石垣島近海の境界付近で観測していたM4.6の地震は気象庁が2020年08月28日に発表した震源リストによると与那国島近海M4.7となった。

 

2020年08月27日07:15 M4.7・震度1未満 与那国島近海(深さ136km)

USGSは深さを約139kmと計測していた。

与那国島近海で前回有感地震が観測されたのは2020年08月14日のM4.1・震度1(深さ18km)(規模不明は除く)。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震24事例のうち、その後1ヶ月以内に与那国島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは24事例中5例であった。

また台湾付近におけるM6クラス以上へと繋がっていたケースが24事例中4例とやや多かった。
 

与那国島近海と沖縄地方の最近の地震活動

与那国島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が25回であるのに対し2019年に与那国島近海における1週間平均値は20回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

与那国島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は308回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては15回目。与那国島近海では2019年に4回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでに有感地震が14回起きており、内訳はM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が5回、M5.0以上が9回となっている。

与那国島近海における最近のM5以上で震度1以上を記録した有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年07月26日 M5.5 震度2 与那国島近海
2020年06月19日 M5.6 震度2 与那国島近海
2020年06月19日 M5.2 震度1 与那国島近海
2020年06月15日 M5.4 震度1 与那国島近海
2020年06月15日 M5.5 震度1 与那国島近海
 

与那国島近海の過去の地震データ

1919年以降、与那国島近海で発生してきた有感地震は353回でそのうちM5.0以上であったのが160回。またM6.0以上は35回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1947年09月27日のM7.4・震度5で深さは96kmであった。

与那国島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1947年09月27日 M7.4 震度5 与那国島近海
1966年03月13日 M7.3 震度5 与那国島近海
2001年12月18日 M7.3 震度4 与那国島近海
1978年12月23日 M6.9 震度3 与那国島近海
1946年12月19日 M6.8 震度4 与那国島近海

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2013年04月17日に与那国島近海でM5.0・震度1の地震が約13kmの距離(深さ20km)で起きていた他、2006年08月28日に与那国島近海でM5.3・震度2の地震が約13kmの距離(深さ124km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1947年09月27日に約23kmの距離で発生した与那国島近海M7.4・震度5(深さ96km)であった。
 

沖縄地方と与那国島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在377予測。また与那国島近海など震源地別予測が現在701予測となっている。

方面別予測において現在、計377予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは82予測、Cクラスは268予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が11予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計701予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが100予測、Cクラスが579予測となっており、このうち与那国島近海に対してはAクラスが1予測、Bクラスが4予測、Cクラスが21予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、与那国島近海の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」与那国島近海M4.7の類似事例以後の発震傾向性

今回の与那国島近海M4.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた24件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

与那国島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは24事例中5例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

石垣島北西沖 24事例中1例
石垣島南方沖 24事例中1例
沖縄本島北西沖 24事例中1例
奄美大島北東沖 24事例中1例
南大東島近海 24事例中1例

また、九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが24事例中3例、アジアでは24事例中4例であった。

九州地方及びアジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

鹿児島県薩摩地方 24事例中1例
日向灘 24事例中1例
大分県南部 24事例中1例

台湾付近 24事例中4例
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。