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2020年08月29日大分県中部でM2.0・震度1、熊本地震の直後に震度5弱起きた震源付近

大分県中部でM2.0・震度1、熊本地震の直後に震度5弱起きた震源付近


 

気象庁によると2020年08月29日16:14に大分県中部でM2.0・震度1の地震が発生した。大分県中部で有感地震が記録されたのは29日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

大分県中部における今回の地震について

2020年08月29日16:14 M2.0・震度1 大分県中部(深さ約10km)

大分県中部で有感地震が観測されたのは2020年07月31日のM2.5・震度1以来29日ぶり。今回の震源からは約4km離れた場所で深さは6kmであった。

その前は2018年11月02日のM0.8・震度1で、今回の震源から約7km離れた場所で深さは3kmであった。

今回の震源から約3kmとほぼ同じ位置では2016年04月16日にM5.4・震度5弱の大分県中部としては過去最大の地震を記録していた。この地震は平成28年熊本地震からわずか6時間後に起きていた。

今回の震源付近には中央構造線断層帯と日出生断層帯が走っており、前者では30年以内にM7.8程度の地震が、後者では30年以内にM7.5程度の地震の発生確率がそれぞれほぼ0%と予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震23事例のうち、その後1ヶ月以内に大分県中部を含む九州地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは23事例中3例であった。
 

大分県中部と九州地方の最近の地震活動

大分県中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が7回であるのに対し2019年に大分県中部における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

大分県中部を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は462回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。大分県中部では2019年に有感地震は発生しなかった。

2020年としてはこれまでの計1回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

大分県中部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2016年04月16日 M5.4 震度5弱 大分県中部
1985年04月05日 M5.2 震度2 大分県中部
1948年10月15日 M5.0 震度3 大分県中部

大分県中部を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

大分県中部の過去の地震データ

1919年以降、大分県中部で発生してきた有感地震は678回でそのうちM5.0以上は3回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2016年04月16日のM5.4・震度5弱で深さは6kmであった。

大分県中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2016年04月16日 M5.4 震度5弱 大分県中部
1985年04月05日 M5.2 震度2 大分県中部
1948年10月15日 M5.0 震度3 大分県中部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2016年04月16日に大分県中部でM5.4・震度5弱の地震が約3kmの距離(深さ6km)で起きていた他、1975年04月21日に大分県西部でM6.4・震度4の地震が約15kmの距離(深さ0km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1975年04月21日に約15kmの距離で発生した大分県西部M6.4・震度4(深さ0km)であった。
 

九州地方と大分県中部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在393予測。また大分県中部など震源地別予測が現在754予測となっている。

方面別予測において現在、計393予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは85予測、Cクラスは281予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が29予測となっている。

また震源地予測では現在、計754予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが101予測、Cクラスが631予測となっており、このうち大分県中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では九州地方の現在の危険度は100%以下、大分県中部の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」大分県中部M2.0の類似23事例以後の発震傾向性

今回の大分県中部M2.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた23件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

大分県中部を含む九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは23事例中3例であった。

九州地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

福岡県北西沖 23事例中1例
九州地方南東沖 23事例中1例
熊本県阿蘇地方 23事例中1例
熊本県熊本地方 23事例中1例
薩摩半島西方沖 23事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。