• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年08月29日大洋州のフィジーでM5.3、12日ぶりのM5以上地震

大洋州のフィジーでM5.3、12日ぶりのM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年08月29日16:46にフィジーでM5.3の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年06月19日にフィジーでM5.7の地震が今回の震源からは約285km離れた場所で起きていた。

 

フィジーにおける今回の地震について

日本時間2020年08月29日16:46 M5.3 フィジー(深さ約10km)

今回の震源から距離300km以内でM5.0以上の地震が観測されたのは2020年06月19日のM5.7以来71日ぶり。今回の震源から約285km離れた位置であった。

その前は2020年05月21日のM5.1で、今回の震源から約281km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震48事例のうち、その後1ヶ月以内にフィジーを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは48事例中27例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の48事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは48事例中12例であった。
 

今回の震源から300km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離300km以内では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年に今回の震源から距離300km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年08月22日 M5.9 ウォリス・フツナ(深さ約10km)
2019年07月17日 M5.6 フィジー(深さ約10km)
2019年07月17日 M5.6 フィジー(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から距離300km以内では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年に今回の震源から距離300km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2020年06月19日 M5.7 フィジー(深さ約547km)
2020年04月08日 M5.4 ウォリス・フツナ(深さ約412km)
2020年05月21日 M5.1 フィジー(深さ約501km)
2020年02月02日 M5.0 フィジー(深さ約558km)
2020年03月10日 M4.9 フィジー(深さ約10km)
 

今回の震源から300km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離300km以内で発生してきたM6.0以上の地震は101回でそのうちM7.0以上であったのが4回。20世紀以降最大だったのは1956年05月23日のフィジーM7.6で深さは約419kmであった。

今回の震源から300km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1956年05月23日 M7.6 フィジー(深さ約419km)
1998年03月29日 M7.2 フィジー(深さ約537km)
2004年07月15日 M7.1 フィジー(深さ約566km)
1963年08月25日 M7.0 フィジー(深さ約570km)
1949年12月26日 M6.9 フィジー(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1971年08月14日にフィジーでM6.5の地震が約98kmの距離(深さ25km)で起きていた他、2005年12月13日にフィジーでM6.7の地震が約102kmの距離(深さ10km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とフィジーにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在531予測。またフィジーなど震源地別予測が現在1499予測となっている。

方面別予測において現在、計531予測中、Aクラスは46予測、Bクラスは144予測、Cクラスは341予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が19予測、Bクラス予測が42予測、Cクラス予測が1予測となっている。

また震源地予測では現在、計1499予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが181予測、Cクラスが1282予測となっており、このうちフィジーに対してはAクラスが2予測、Bクラスが19予測、Cクラスが34予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、フィジーの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」フィジーM5.3の類似48事例以降の発震傾向性

今回のフィジーM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた48件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

フィジーを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは48事例中27例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

パプアニューギニア 48事例中12例
フィジー 48事例中5例
ソロモン諸島 48事例中5例
ニュージーランド 48事例中5例
バヌアツ 48事例中5例
トンガ 48事例中2例
ロイヤリティ諸島 48事例中2例
マッコーリー島 48事例中1例
ニューカレドニア 48事例中1例

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが48事例中27例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

日本 48事例中12例
インドネシア 48事例中11例
フィリピン 48事例中5例
マリアナ諸島 48事例中3例
台湾 48事例中2例
中国 48事例中1例
パキスタン 48事例中1例
バリ海 48事例中1例
ミャンマー 48事例中1例
グアム 48事例中1例

また、今回のフィジーにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは48事例中12例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1969年04月01日 M6.5・震度3 日本海中部
1986年02月04日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
1987年03月18日 M6.6・震度5 日向灘
1992年01月20日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
2005年03月20日 M7.0・震度6弱 福岡県北西沖(福岡県西方沖地震)
2005年12月02日 M6.6・震度3 宮城県沖
2007年07月16日 M6.8・震度6強 新潟県上中越沖(新潟県中越沖地震)
2010年12月22日 M7.8・震度4 父島近海
2011年03月09日 M7.3・震度5弱 三陸沖
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
2020年06月14日 M6.3・震度4 奄美大島北西沖
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。