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2020年08月30日茨城県南部でM2.8・震度1、1ヶ月以内の茨城県沖M6クラス以上地震多い位置

茨城県南部でM2.8・震度1、1ヶ月以内の茨城県沖M6クラス以上地震多い位置


 

気象庁によると2020年08月30日01:51に茨城県南部でM2.8・震度1の地震が発生した。茨城県南部で有感地震が記録されたのは39日ぶり。今年32回目となる有感地震であった。

 

茨城県南部における今回の地震について

2020年08月30日01:51 M2.8・震度1 茨城県南部(深さ約40km)

茨城県南部で有感地震が観測されたのは2020年07月22日のM3.1・震度1以来39日ぶり。今回の震源からは約52km離れた場所で深さは38kmであった。

その前は2020年07月20日のM3.8・震度2で、今回の震源から約22km離れた場所で深さは61kmであった。

茨城県南部における最近のM5以上地震の中では、2020年04月12日のM5.0・震度4が今回の震源から約11kmと近い位置で深さも53kmと同程度で発生していた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内に茨城県南部を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは50事例中20例で、そのうち14例が茨城県沖と群を抜いて多かった。
 

茨城県南部と関東地方の最近の地震活動

茨城県南部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が42回であるのに対し2019年に茨城県南部における1週間平均値は41回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

茨城県南部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は541回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては32回目。茨城県南部では2019年に33回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計31回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が22回、M4.0~4.9が5回、M5.0以上が2回となっている。

茨城県南部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月12日 M5.0 震度4 茨城県南部
2020年02月01日 M5.3 震度4 茨城県南部
2019年01月18日 M5.3 震度3 茨城県南部
2018年11月27日 M5.0 震度4 茨城県南部
2016年07月20日 M5.0 震度4 茨城県南部

茨城県南部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

茨城県南部の過去の地震データ

1919年以降、茨城県南部で発生してきた有感地震は2,584回でそのうちM5.0以上であったのが136回、M6.0以上が9回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1921年12月08日のM6.8・震度4(龍ケ崎地震)で深さは47kmであった。

茨城県南部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1921年12月08日 M6.8 震度4 茨城県南部(龍ケ崎地震)
1922年05月09日 M6.1 震度3 茨城県南部
1923年11月18日 M6.1 震度3 茨城県南部
1923年01月14日 M6.0 震度3 茨城県南部
1923年09月01日 M6.0 震度3 茨城県南部

また今回の震源から約5km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1983年01月08日に茨城県南部でM5.0・震度3の地震が約1kmの距離(深さ52km)で起きていた他、1923年10月08日に茨城県南部でM5.1・震度3の地震が約2kmの距離(深さ49km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約5km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1943年07月01日に約2kmの距離で発生した茨城県南部M5.9・震度4(深さ57km)であった。
 

関東地方と茨城県南部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在393予測。また茨城県南部など震源地別予測が現在754予測となっている。

方面別予測において現在、計393予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは85予測、Cクラスは281予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が11予測、Cクラス予測が26予測となっている。

また震源地予測では現在、計754予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが101予測、Cクラスが631予測となっており、このうち茨城県南部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが5予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%以上、茨城県南部の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」茨城県南部M2.8の類似50事例以後の発震傾向性

今回の茨城県南部M2.8の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

茨城県南部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中20例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 50事例中14例
千葉県東方沖 50事例中3例
埼玉県南部 50事例中1例
東京都多摩東部 50事例中1例
埼玉県北部 50事例中1例
千葉県南東沖 50事例中1例
千葉県北西部 50事例中1例
栃木県北部 50事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。