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2020年08月31日沖縄本島近海でM4.1・震度2、22日ぶり今年23回目の有感地震

沖縄本島近海でM4.1・震度2、22日ぶり今年23回目の有感地震


 

気象庁によると2020年08月31日06:00に沖縄本島近海でM4.1・震度2の地震が発生した。沖縄本島近海で有感地震が記録されたのは22日ぶり。今年23回目となる有感地震であった。

 

沖縄本島近海における今回の地震について

2020年08月31日06:00 M4.1・震度2 沖縄本島近海(深さ約30km)

沖縄本島近海で有感地震が観測されたのは2020年08月09日のM3.8・震度1以来22日ぶり。今回の震源からは約231km離れた場所で深さは58kmであった。

その前は2020年08月07日のM3.2・震度1で、今回の震源から約136km離れた場所で深さは46kmであった。

今回の震源は沖縄本島の北側、奄美大島との間であった。付近では1984年にM5.8・震度4、1972年にM5.6・震度3などM6クラスの地震も記録されている場所。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震21事例のうち、その後1ヶ月以内に沖縄本島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは21事例中8例であった。
 

沖縄本島近海と沖縄地方の最近の地震活動

沖縄本島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が37回であるのに対し2019年に沖縄本島近海における1週間平均値は57回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

沖縄本島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は262回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては23回目。沖縄本島近海では2019年に32回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計22回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が13回、M4.0~4.9が7回、M5.0以上が2回となっている。

沖縄本島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月17日 M5.3 震度2 沖縄本島近海
2020年04月15日 M5.2 震度2 沖縄本島近海
2019年12月18日 M5.1 震度4 沖縄本島近海
2019年04月12日 M5.0 震度1 沖縄本島近海
2019年04月08日 M5.6 震度2 沖縄本島近海

沖縄本島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

沖縄本島近海の過去の地震データ

1919年以降、沖縄本島近海で発生してきた有感地震は782回でそのうちM5.0以上であったのが118回。またM6.0以上は15回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年02月27日のM7.2・震度5弱で深さは37kmであった。

沖縄本島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2010年02月27日 M7.2 震度5弱 沖縄本島近海
1923年08月12日 M6.7 震度1 沖縄本島近海
1962年10月06日 M6.4 震度4 沖縄本島近海
2001年08月18日 M6.4 震度3 沖縄本島近海
1968年08月03日 M6.3 震度4 沖縄本島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2003年01月16日に沖縄本島近海でM5.3・震度2の地震が約3kmの距離(深さ27km)で起きていた他、1972年10月27日に沖縄本島近海でM5.6・震度3の地震が約8kmの距離(深さ47km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1984年08月29日に約14kmの距離で発生した沖縄本島近海M5.8・震度4(深さ76km)であった。
 

沖縄地方と沖縄本島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在393予測。また沖縄本島近海など震源地別予測が現在754予測となっている。

方面別予測において現在、計393予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは85予測、Cクラスは281予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が12予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計754予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが101予測、Cクラスが631予測となっており、このうち沖縄本島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが14予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、沖縄本島近海の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」沖縄本島近海M4.1の類似21事例以後の発震傾向性

今回の沖縄本島近海M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた21件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

沖縄本島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは21事例中8例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

与那国島近海 21事例中2例
沖縄本島近海 21事例中1例
宮古島北西沖 21事例中1例
奄美大島北西沖 21事例中1例
トカラ列島近海 21事例中1例
宮古島近海 21事例中1例
沖縄本島北西沖 21事例中1例
石垣島北西沖 21事例中1例
 

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※画像は気象庁より。