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2020年09月01日大西洋中央海嶺でM5.8、前日のM6.5に続き異なる震源でM6クラス地震

大西洋中央海嶺でM5.8、前日のM6.5に続き異なる震源でM6クラス地震


 

USGSによると日本時間2020年09月01日06:18に大西洋中央海嶺でM5.8の地震が発生した。大西洋中央海嶺では前日にもM6.5の地震が起きたばかりであった。

 

大西洋中央海嶺における今回の地震について

日本時間2020年09月01日06:18 M5.8 大西洋中央海嶺(深さ約10km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては日本時間2020年09月01日05:28に太平洋南極海嶺で発生したM5.8以来で、2020年としては257回目となる(発生日時は日本時間)。

また同日02:24にはインド洋のチャゴス諸島でM6.2の地震が起きていたことから、日本時間09月01日になって約6時間で計3回のM6クラス地震が記録されたこととなる。

大西洋中央海嶺でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年08月30日のM6.5以来1日ぶりで今年8回目。前回の地震は今回の震源から北側に約4,300km離れた位置であった。

今回の震源はアフリカプレートと南米プレートの境界付近でトリスタンダクーニャ諸島に近い位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震32事例のうち、その後1ヶ月以内に大西洋中央海嶺を含む大西洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは32事例中5例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の32事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは32事例中4例であった。
 

大西洋中央海嶺の最近の地震活動

大西洋中央海嶺における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が9回。2019年に大西洋中央海嶺の1ヶ月当たり平均発生数は13.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

大西洋中央海嶺では2019年にM6.0以上の地震が1回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に大西洋中央海嶺で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年02月14日 M6.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年09月02日 M5.9 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年08月05日 M5.8 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年04月16日 M5.7 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2019年06月13日 M5.7 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

大西洋中央海嶺では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に大西洋中央海嶺で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月30日 M6.5 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年06月10日 M6.0 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年05月24日 M5.9 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年03月22日 M5.6 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
2020年05月30日 M5.5 大西洋中央海嶺(深さ約13km)
 

大西洋中央海嶺の過去の地震データ

1901年以降、大西洋中央海嶺で発生してきたM6.0以上の地震は156回でそのうちM7.0以上であったのが13回。20世紀以降、過去最大だったのは1918年05月20日のM7.3で深さは約15kmであった。

大西洋中央海嶺で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1918年05月20日 M7.3 大西洋中央海嶺(深さ約15km)
1962年03月17日 M7.3 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
1925年10月13日 M7.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
1942年11月28日 M7.2 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
1918年12月02日 M7.1 大西洋中央海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1939年08月02日に大西洋中央海嶺でM6.5の地震が約69kmの距離(深さ10km)で起きていた他、2005年02月16日に大西洋中央海嶺でM6.6の地震が約128kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約300km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2015年06月17日に169kmの距離で発生した大西洋中央海嶺 M7.0(深さ10km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

大西洋と大西洋中央海嶺における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大西洋など方面別予測が現在556予測。また大西洋中央海嶺など震源地別予測が現在1,628予測となっている。

方面別予測において現在、計556予測中、Aクラスは46予測、Bクラスは148予測、Cクラスは362予測。このうち大西洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が6予測、Cクラス予測が50予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,628予測中、Aクラスが36予測、Bクラスが183予測、Cクラスが1409予測となっており、このうち大西洋中央海嶺に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが29予測となっている。

通常時との比較では大西洋の現在の危険度は100%前後、大西洋中央海嶺の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」大西洋中央海嶺M5.8の類似32事例以降の発震傾向性

今回の大西洋中央海嶺M5.8の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた32件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

大西洋中央海嶺を含む大西洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは32事例中5例であった。

大西洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

大西洋中央海嶺 32事例中2例
アゾレス 32事例中1例
アセンション島 32事例中1例
ブーベ島 32事例中1例

それ以外では中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが32事例中14例、アフリカでは32事例中1例であった。

中南米及びアフリカで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

チリ 32事例中5例
メキシコ 32事例中4例
ペルー 32事例中2例
グアテマラ 32事例中2例
ウィンドワード諸島 32事例中1例
コスタリカ 32事例中1例
ボリビア 32事例中1例
ブラジル 32事例中1例

スーダン 32事例中1例

また、今回の大西洋中央海嶺における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは32事例中4例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1996年03月17日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
2008年05月08日 M7.0・震度5弱 茨城県沖
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
2011年04月07日 M7.2・震度6強 宮城県沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。