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2020年09月01日十勝地方南部でM3.7・震度3、21日ぶり今年4回目の有感地震

十勝地方南部でM3.7・震度3、21日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月01日13:37に十勝地方南部でM3.7・震度3の地震が発生した。十勝地方南部で有感地震が記録されたのは21日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

十勝地方南部における今回の地震について

2020年09月01日13:37 M3.7・震度3 十勝地方南部(深さ約50km)

十勝地方南部で有感地震が観測されたのは2020年08月11日のM3.9・震度2以来21日ぶり。今回の震源からは約50km離れた場所で深さは88kmであった。その前は2020年05月12日のM3.3・震度1で、今回の震源から約35km離れた場所で深さは48kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震32事例のうち、その後1ヶ月以内に十勝地方南部を含む北海道地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは32事例中1例であった。
 

十勝地方南部と北海道地方の最近の地震活動

十勝地方南部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が5回であるのに対し2019年に十勝地方南部における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

十勝地方南部を含む北海道地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は117回で、2019年に北海道地方で記録された地震数は1週間当たり133回であったので、北海道地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。十勝地方南部では2019年に7回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が3回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

十勝地方南部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年04月28日 M5.6 震度4 十勝地方南部
2018年12月30日 M5.3 震度4 十勝地方南部
2017年04月30日 M5.4 震度4 十勝地方南部
2015年03月25日 M5.0 震度3 十勝地方南部
2013年02月02日 M6.5 震度5強 十勝地方南部

十勝地方南部を含む北海道地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。(千島海溝沿いの地震は含まない)
 

十勝地方南部の過去の地震データ

1919年以降、十勝地方南部で発生してきた有感地震は269回でそのうちM5.0以上であったのが47回、M6.0以上が5回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1970年01月21日のM6.7・震度5で深さは55kmであった。

十勝地方南部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1970年01月21日 M6.7 震度5 十勝地方南部
1987年01月14日 M6.6 震度5 十勝地方南部
2013年02月02日 M6.5 震度5強 十勝地方南部
2012年08月25日 M6.1 震度5弱 十勝地方南部
1927年04月22日 M6.0 震度3 十勝地方南部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1921年08月28日に十勝地方南部でM5.9・震度3の地震が約5kmの距離(深さ60km)で起きていた他、1931年05月17日に十勝地方南部でM5.2・震度2の地震が約13kmの距離(深さ75km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1921年08月28日に約5kmの距離で発生した十勝地方南部M5.9・震度3(深さ60km)であった。
 

北海道地方と十勝地方南部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北海道地方など方面別予測が現在379予測。また十勝地方南部など震源地別予測が現在740予測となっている。

方面別予測において現在、計379予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは80予測、Cクラスは272予測。このうち北海道地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が30予測となっている。

また震源地予測では現在、計740予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが97予測、Cクラスが621予測となっており、このうち十勝地方南部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが3予測となっている。

通常時との比較では北海道地方の現在の危険度は100%以下、十勝地方南部の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」十勝地方南部M3.7の類似32事例以後の発震傾向性

今回の十勝地方南部M3.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた32件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

十勝地方南部を含む北海道地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは32事例中1例であった。

北海道地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

上川地方中部 32事例中1例

また、千島海溝で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが32事例中9例であった。

千島海溝で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

択捉島付近 32事例中2例
千島列島 32事例中2例
釧路沖 32事例中1例
択捉島南東沖 32事例中1例
根室半島南東沖 32事例中1例
北海道東方沖 32事例中1例
千島列島東方 32事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。