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2020年09月02日愛知県西部でM3.1・震度1、伊豆・小笠原M6クラス以上への繋がり目立つ位置

愛知県西部でM3.1・震度1、伊豆・小笠原M6クラス以上地震への繋がり目立つ位置


 

気象庁によると2020年09月02日06:46に愛知県西部でM3.1・震度1の地震が発生した。愛知県西部で有感地震が記録されたのは23日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

愛知県西部における今回の地震について

2020年09月02日06:46 M3.1・震度1 愛知県西部(深さ約40km)

愛知県西部で有感地震が観測されたのは2020年08月10日のM3.3・震度2以来23日ぶり。今回の震源からは約12km離れた場所で深さは44kmであった。その前は2020年06月06日のM2.8・震度1で、今回の震源から約15km離れた場所で深さは15kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震17事例のうち、その後1ヶ月以内に愛知県西部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは17事例中2例であった。

関東地方では5例、伊豆・小笠原では17事例中9例で1ヶ月以内のM6クラス以上地震へと繋がっていた。

関東地方では茨城県沖4例、千葉県東方沖3例が目立っており、伊豆・小笠原では小笠原諸島西方沖が4例と多かった。特に伊豆・小笠原では今回の震源付近が揺れた後、2回に1回以上の確率で1ヶ月以内のM6クラス以上が起きていたことから注意が必要である。
 

愛知県西部と中部地方の最近の地震活動

愛知県西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が23回であるのに対し2019年に愛知県西部における1週間平均値は21回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

愛知県西部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は787回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。愛知県西部では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

愛知県西部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1993年01月11日 M5.0 震度3 愛知県西部
1981年08月25日 M5.3 震度2 愛知県西部
1975年03月14日 M5.3 震度3 愛知県西部
1974年02月10日 M5.3 震度3 愛知県西部
1956年02月08日 M5.0 震度3 愛知県西部

愛知県西部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

愛知県西部の過去の地震データ

1919年以降、愛知県西部で発生してきた有感地震は422回でそのうちM5.0以上であったのが21回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1945年01月16日のM6.4・震度4で深さは13kmであった。

愛知県西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1945年01月16日 M6.4 震度4 愛知県西部
1945年01月14日 M5.7 震度4 愛知県西部
1925年07月07日 M5.6 震度4 愛知県西部
1945年01月13日 M5.6 震度3 愛知県西部
1945年10月09日 M5.6 震度2 愛知県西部

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

中部地方と愛知県西部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在367予測。また愛知県西部など震源地別予測が現在726予測となっている。

方面別予測において現在、計367予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは77予測、Cクラスは263予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が20予測となっている。

また震源地予測では現在、計726予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが95予測、Cクラスが609予測となっており、このうち愛知県西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、愛知県西部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」愛知県西部M3.1の類似17事例以後の発震傾向性

今回の愛知県西部M3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた17件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

愛知県西部を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは17事例中2例であった。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

東海道南方沖 17事例中1例
駿河湾 17事例中1例
長野県南部 17事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが17事例中6例、伊豆・小笠原では17事例中9例であった。

関東地方及び伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 17事例中4例
千葉県東方沖 17事例中3例
千葉県北東部 17事例中1例

小笠原諸島西方沖 17事例中4例
新島・神津島近海 17事例中2例
鳥島近海 17事例中1例
伊豆半島東方沖 17事例中1例
三宅島近海 17事例中1例
八丈島東方沖 17事例中1例
硫黄島近海 17事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。