• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月03日中米パナマでM5.3、08月20日のM5.4に続く今年5回目のM5超え地震

中米パナマでM5.3、08月20日のM5.4に続く今年5回目のM5超え地震


 

USGSによると日本時間2020年09月03日06:09に中米のパナマでM5.3の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月20日にパナマでM5.4の地震が今回の震源からは約178km離れた場所で起きていた。

 

パナマにおける今回の地震について

日本時間2020年09月03日06:09 M5.3 パナマ(深さ約10km)

パナマでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月20日のM5.4以来14日ぶりで今年5回目。前回の地震は今回の震源から約178km離れた位置であった。

その前は2020年07月15日のM5.8で、今回の震源から約248km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

08月下旬と09月初めにパナマではM5を超える地震が相次いでいる形である。また約300km北西側では今回の地震の約2時間前にもM4.6の地震が観測されていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震27事例のうち、その後1ヶ月以内にパナマを含む中南米でM7クラス以上の地震が起きていたのは27事例中11例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の27事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは27事例中6例であった。
 

パナマの最近の地震活動

パナマにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が2回。2019年にパナマの1ヶ月当たり平均発生数は1.9回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が通常並みと言える状態である。

パナマでは2019年にM6.0以上の地震が2回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にパナマで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月26日 M6.2 パナマ(深さ約33km)
2019年05月12日 M6.0 パナマ(深さ約19km)
※海外時間(UTC)

パナマでは2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にパナマで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月15日 M5.8 パナマ(深さ約6km)
2020年08月20日 M5.4 パナマ(深さ約10km)
2020年07月07日 M5.2 パナマ(深さ約10km)
2020年03月13日 M5.1 パナマ(深さ約10km)
2020年01月20日 M4.9 パナマ(深さ約10km)
 

パナマの過去の地震データ

1901年以降、パナマで発生してきたM6.0以上の地震は96回でそのうちM7.0以上であったのが4回。20世紀以降、過去最大だったのは1934年07月18日のM7.5で深さは約30kmであった。

パナマで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1934年07月18日 M7.5 パナマ(深さ約30km)
1974年07月13日 M7.3 パナマ(深さ約12km)
1962年07月26日 M7.2 パナマ(深さ約25km)
1976年07月11日 M7.0 パナマ(深さ約3km)
1927年08月20日 M6.8 パナマ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1943年05月02日にパナマでM6.8の地震が約77kmの距離(深さ20km)で起きていた他、1951年01月06日にパナマでM6.6の地震が約158kmの距離(深さ54km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1943年05月02日に77kmの距離で発生したパナマ M6.8(深さ20km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

中南米とパナマにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中南米など方面別予測が現在579予測。またパナマなど震源地別予測が現在1,750予測となっている。

方面別予測において現在、計579予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは157予測、Cクラスは372予測。このうち中南米に対してはAクラス予測が7予測、Bクラス予測が50予測、Cクラス予測が9予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,750予測中、Aクラスが43予測、Bクラスが210予測、Cクラスが1,497予測となっており、このうちパナマに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが16予測となっている。

通常時との比較では中南米の現在の危険度は150%以上、パナマの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」パナマM5.3の類似27事例以降の発震傾向性

今回のパナマM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた27件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

パナマを含む中南米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは27事例中11例であった。

中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

メキシコ 27事例中3例
パナマ 27事例中2例
アルゼンチン 27事例中2例
ペルー 27事例中2例
チリ 27事例中1例
ホンジュラス 27事例中1例

それ以外では北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが27事例中2例、南太平洋では27事例中1例であった。

北米及び南太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

アラスカ 27事例中1例
米国 27事例中1例

東太平洋海嶺 27事例中1例

また、今回のパナマにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは27事例中6例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1952年05月20日 M6.5・震度4 十勝沖
1960年05月18日 M6.2・震度4 トカラ列島近海
1987年01月14日 M6.6・震度5 十勝地方南部
1996年12月22日 M6.4・震度2 北海道南西沖
2000年08月06日 M7.2・震度4 小笠原諸島西方沖
2007年03月25日 M6.9・震度6強 能登半島沖(能登半島地震)
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。