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2020年09月04日インドネシアのスマトラ島沖でM5.3、08月19日M7クラス地震の周辺

インドネシアのスマトラ島沖でM5.3、08月19日M7クラス地震の周辺


 

USGSによると日本時間2020年09月04日01:02にインドネシアのスマトラ島沖でM5.3の地震が発生した。今回の震源は08月19日にM7クラスが相次いだ位置から約150km東側であった。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年09月04日01:02 M5.3 インドネシア(深さ約55km)

インドネシアでM5.0以上地震が観測されたのは2020年09月02日のM5.4以来1日ぶりで今年99回目。前回の地震は今回の震源から約4,157km離れた位置であった。

その前は2020年09月02日のM5.2で、今回の震源から約3,066km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

スマトラ島付近における今回の震源周辺では08月19日にM6.8とM6.9のM7クラス地震が相次いで発生しており、その後もM5クラス以上の地震がこれまでに計10回起きている。今回の震源の位置はM6.9から約150km東側であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震47事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは47事例中32例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の47事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは47事例中9例であった。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が50回。2019年にインドネシアの1ヶ月当たり平均発生数は62.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が12回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にインドネシアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月18日 M6.9 インドネシア(深さ約26km)
2020年08月21日 M6.9 インドネシア(深さ約627km)
2020年05月06日 M6.8 インドネシア(深さ約107km)
2020年08月18日 M6.8 インドネシア(深さ約22km)
2020年07月06日 M6.7 インドネシア(深さ約529km)
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,193回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2001年02月13日にインドネシアでM7.4の地震が約11kmの距離(深さ36km)で起きていた他、1971年04月08日にインドネシアでM7.0の地震が約35kmの距離(深さ75km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2001年02月13日に11kmの距離で発生したインドネシア M7.4(深さ36km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在579予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在1,750予測となっている。

方面別予測において現在、計579予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは157予測、Cクラスは372予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が24予測、Bクラス予測が42予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,750予測中、Aクラスが43予測、Bクラスが210予測、Cクラスが1,497予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが23予測、Bクラスが39予測、Cクラスが7予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、インドネシアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.3の類似47事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた47件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは47事例中32例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

インドネシア 47事例中18例
日本 47事例中9例
フィリピン 47事例中6例
台湾 47事例中3例
マリアナ諸島 47事例中2例
中国 47事例中1例
グアム 47事例中1例
ネパール 47事例中1例

それ以外ではインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが47事例中3例であった。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

ニコバル諸島 47事例中1例
南東インド洋海嶺 47事例中1例
モーリシャス 47事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは47事例中9例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1978年03月07日 M7.2・震度4 東海道南方沖
1982年02月21日 M6.4・震度3 八丈島東方沖
1992年07月18日 M6.9・震度3 三陸沖
2000年07月30日 M6.5・震度6弱 三宅島近海(2000年新島・神津島・三宅島近海群発地震のひとつ)
2001年03月24日 M6.7・震度6弱 安芸灘(芸予地震)
2003年05月26日 M7.1・震度6弱 宮城県沖
2008年06月14日 M7.2・震度6強 岩手県内陸南部(岩手・宮城内陸地震)
2011年06月23日 M6.9・震度5弱 岩手県沖
2013年02月02日 M6.5・震度5強 十勝地方南部
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。