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2020年09月04日アフリカ南方沖合でM5.0、25日ぶり今年7回目のM5以上地震

アフリカ南方沖合でM5.0、1ヶ月前のM6クラス地震周辺


 

USGSによると日本時間2020年09月04日12:23にアフリカ南方沖合でM5.0の地震が発生した。周辺では約220km離れた位置で08月上旬にM6クラス地震が起きていた。

 

アフリカ南方沖合における今回の地震について

日本時間2020年09月04日12:23 M5.0 アフリカ南方沖合(深さ約10km)

アフリカ南方沖合でM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月09日のM5.7以来25日ぶりで今年7回目。前回の地震は今回の震源から約218km離れた位置であった。その前は2020年03月20日のM5.2で、今回の震源から約1,984km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源は周辺で発生していた前回のM5.7と同様、アフリカプレートと南極プレートの境界付近でった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震42事例のうち、その後1ヶ月以内にアフリカ南方沖合を含む大西洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは42事例中4例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の42事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは42事例中12例であった。
 

アフリカ南方沖合の最近の地震活動

アフリカ南方沖合における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が2回。2019年にアフリカ南方沖合の1ヶ月当たり平均発生数は2.3回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が通常並みと言える状態である。

アフリカ南方沖合では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にアフリカ南方沖合で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年12月09日 M5.6 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

アフリカ南方沖合では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にアフリカ南方沖合で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月09日 M5.9 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
2020年01月10日 M5.4 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
2020年03月20日 M5.2 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
2020年02月09日 M5.1 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
2020年01月01日 M5.0 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
 

アフリカ南方沖合の過去の地震データ

1901年以降、アフリカ南方沖合で発生してきたM6.0以上の地震は12回でそのうちM7.0以上であったのが1回。20世紀以降、過去最大だったのは1942年11月10日のM8.0で深さは約10kmであった。

アフリカ南方沖合で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1942年11月10日 M8.0 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
1980年11月11日 M6.7 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
2018年01月28日 M6.6 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
1956年08月14日 M6.4 アフリカ南方沖合(深さ約15km)
1991年03月11日 M6.4 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約200km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

大西洋とアフリカ南方沖合における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大西洋など方面別予測が現在579予測。またアフリカ南方沖合など震源地別予測が現在1,750予測となっている。

方面別予測において現在、計579予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは157予測、Cクラスは372予測。このうち大西洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が51予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,750予測中、Aクラスが43予測、Bクラスが210予測、Cクラスが1,497予測となっており、このうちアフリカ南方沖合に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では大西洋の現在の危険度は100%以下、アフリカ南方沖合の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」アフリカ南方沖合M5.0の類似42事例以降の発震傾向性

今回のアフリカ南方沖合M5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた42件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アフリカ南方沖合を含む大西洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは42事例中4例であった。

大西洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

南サンドイッチ諸島 42事例中2例
ブーベ島 42事例中1例
大西洋中央海嶺 42事例中1例

また、今回のアフリカ南方沖合における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは42事例中12例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1984年01月01日 M7.0・震度4 三重県南東沖
1998年08月20日 M7.1・震度3 小笠原諸島西方沖
2000年10月06日 M7.3・震度6強 鳥取県西部(鳥取県西部地震)
2001年03月24日 M6.7・震度6弱 安芸灘(芸予地震)
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
2004年09月05日 M7.4・震度5弱 三重県南東沖(紀伊半島南東沖地震)
2008年09月11日 M7.1・震度5弱 十勝沖
2009年10月30日 M6.8・震度4 奄美大島北東沖
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
2012年03月14日 M6.9・震度4 三陸沖
2016年04月16日 M7.3・震度7 熊本県熊本地方(平成28年熊本地震)
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。