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2020年09月04日石垣島近海でM4.2・震度1、2ヶ月ぶりの地震で1958年のM7.2震源付近

石垣島近海でM4.2・震度1、2ヶ月ぶりの地震で1958年のM7.2震源付近


 

気象庁によると2020年09月04日23:20に石垣島近海でM4.2・震度1の地震が発生した。石垣島近海で有感地震が記録されたのは77日ぶり。今年11回目となる有感地震であった。

 

石垣島近海における今回の地震について

2020年09月04日23:20 M4.2・震度1 石垣島近海(深さ約60km)

石垣島近海で有感地震が観測されたのは2020年06月19日のM4.6・震度1以来77日ぶり。今回の震源からは約109km離れた場所で深さは27kmであった。その前は2020年06月16日のM4.4・震度1で、今回の震源から約111km離れた場所で深さは24kmであった。

今回の震源付近では1958年03月11日にM7.2・震度5の大地震が約10kmの距離で起きており、深さも57kmと今回の約60kmと同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震5事例のうち、その後1ヶ月以内に石垣島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは5事例中2例であった。
 

石垣島近海と沖縄地方の最近の地震活動

石垣島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が14回であるのに対し2019年に石垣島近海における1週間平均値は22回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

石垣島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は200回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては11回目。石垣島近海では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計10回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が3回、M4.0~4.9が6回、M5.0以上が1回となっている。

石垣島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年03月29日 M5.0 震度2 石垣島近海
2019年08月24日 M5.2 震度3 石垣島近海
2014年11月18日 M5.0 震度1 石垣島近海
2013年05月21日 M5.8 震度2 石垣島近海
2011年07月13日 M5.1 震度2 石垣島近海

石垣島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

石垣島近海の過去の地震データ

1919年以降、石垣島近海で発生してきた有感地震は132回でそのうちM5.0以上であったのが33回。またM6.0以上は6回でM7.0以上の大地震は2回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1958年03月11日のM7.2・震度5で深さは57kmであった。

石垣島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1958年03月11日 M7.2 震度5 石垣島近海
2002年03月26日 M7.0 震度1 石垣島近海
1935年12月18日 M6.9 震度3 石垣島近海
2009年08月17日 M6.7 震度3 石垣島近海
2009年08月17日 M6.6 震度2 石垣島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1958年03月11日に石垣島近海でM7.2・震度5の地震が約10kmの距離(深さ57km)で起きていた。
 

沖縄地方と石垣島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在367予測。また石垣島近海など震源地別予測が現在768予測となっている。

方面別予測において現在、計367予測中、Aクラスは25予測、Bクラスは73予測、Cクラスは269予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が10予測、Cクラス予測が23予測となっている。

また震源地予測では現在、計768予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが89予測、Cクラスが657予測となっており、このうち石垣島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが7予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、石垣島近海の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」石垣島近海M4.2の類似5事例以後の発震傾向性

今回の石垣島近海M4.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた5件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

石垣島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは5事例中2例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

沖縄本島近海 5事例中1例
沖縄本島北西沖 5事例中1例
 

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※画像は気象庁より。