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2020年09月05日秋田県沖でM3.5・震度1、38日ぶり今年3回目の有感地震

秋田県沖でM3.5・震度1、38日ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月05日18:40に秋田県沖でM3.5・震度1の地震が発生した。秋田県沖で有感地震が記録されたのは38日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

秋田県沖における今回の地震について

2020年09月05日18:40 M3.5・震度1 秋田県沖(深さ約10km)

秋田県沖で有感地震が観測されたのは2020年07月30日のM3.9・震度2以来38日ぶり。今回の震源からは約21km離れた場所で深さは16kmであった。その前は2020年01月03日のM4.8・震度2で、今回の震源から約34km離れた場所で深さは204kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震3事例のうち、その後1ヶ月以内に秋田県沖を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは3事例中2例であった。
 

秋田県沖と東北地方の最近の地震活動

秋田県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が8回であるのに対し2019年に秋田県沖における1週間平均値は6回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

秋田県沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は879回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。秋田県沖では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

秋田県沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1999年02月26日 M5.0 震度3 秋田県沖
1999年02月26日 M5.3 震度5弱 秋田県沖
1997年11月23日 M5.8 震度4 秋田県沖
1985年09月15日 M5.1 震度2 秋田県沖
1984年12月18日 M5.3 震度3 秋田県沖

秋田県沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

秋田県沖の過去の地震データ

1919年以降、秋田県沖で発生してきた有感地震は224回でそのうちM5.0以上であったのが58回。またM6.0以上は7回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1983年05月26日のM7.7・震度5(昭和58年(1983年)日本海中部地震)で深さは14kmであった。

秋田県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1983年05月26日 M7.7 震度5 秋田県沖(昭和58年(1983年)日本海中部地震)
1964年05月07日 M6.9 震度4 秋田県沖
1939年05月01日 M6.7 震度5 秋田県沖
1964年12月11日 M6.3 震度4 秋田県沖
1983年06月09日 M6.1 震度4 秋田県沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1939年05月01日に秋田県沖でM5.3・震度1の地震が約2kmの距離(深さ0km)で起きていた他、1970年12月13日に秋田県沖でM5.3・震度2の地震が約5kmの距離(深さ21km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1939年05月01日に約18kmの距離で発生した秋田県沖M6.7・震度5(深さ0km)であった。
 

東北地方と秋田県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在391予測。また秋田県沖など震源地別予測が現在829予測となっている。

方面別予測において現在、計391予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは76予測、Cクラスは289予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が8予測、Bクラス予測が23予測、Cクラス予測が9予測となっている。

また震源地予測では現在、計829予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが710予測となっており、このうち秋田県沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、秋田県沖の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」秋田県沖M3.5の類似3事例以後の発震傾向性

今回の秋田県沖M3.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた3件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

秋田県沖を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは3事例中2例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三陸沖 3事例中2例
宮城県沖 3事例中1例
福島県浜通り 3事例中1例
福島県中通り 3事例中1例
岩手県沖 3事例中1例
福島県沖 3事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。