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2020年09月05日茨城県沖でM2.9・震度1、9日ぶり今年30回目の有感地震

茨城県沖でM2.9・震度1、やや陸側で午前に続く本日2回目の地震


 

気象庁によると2020年09月05日19:34に茨城県沖でM2.9・震度1の地震が発生した。茨城県沖では同日10;34にもM4.4・震度2の地震が深さ30kmで起きていた。

 

茨城県沖における今回の地震について

2020年09月05日19:34 M2.9・震度1 茨城県沖(深さ約40km)

茨城県沖で有感地震が観測されたのは同日10:34のM4.4・震度2以来。今回の震源からは約50km離れていた。その前は2020年08月27日のM3.8・震度2で今回の震源からは約28km離れた場所で深さは53kmであった。

今回の震源付近で最近起きていた地震は08月08日のM4.0・震度2で震源の距離は約3km、深さは45kmであった。過去の地震では2020年05月11日にM5.8・震度3が今回の震源から約12kmの距離、深さ47kmと同程度で発生していた。

10:34のM4.4は今回の震源から北東方向に約50km離れた沖合であった。M4.4の震源付近における傾向性は28事例中関東地方で6例の1ヶ月以内M6クラス以上が記録されていたが、今回は関東地方M6クラス以上は30事例中6例とほぼ同じであった。
 

茨城県沖と関東地方の最近の地震活動

茨城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が113回であるのに対し2019年に茨城県沖における1週間平均値は104回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

茨城県沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は507回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては31回目。茨城県沖では2019年に54回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計30回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が14回、M4.0~4.9が13回、M5.0以上が3回となっている。

茨城県沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年08月06日 M5.6 震度3 茨城県沖
2020年05月11日 M5.8 震度3 茨城県沖
2020年02月06日 M5.7 震度2 茨城県沖
2019年02月18日 M5.0 震度1 茨城県沖
2018年10月27日 M5.0 震度3 茨城県沖

茨城県沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

茨城県沖の過去の地震データ

1919年以降、茨城県沖で発生してきた有感地震は4,472回でそのうちM5.0以上であったのが558回。またM6.0以上は82回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM7.6・震度6強で深さは43kmであった。

茨城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M7.6 震度6強 茨城県沖
1924年08月15日 M7.2 震度5 茨城県沖
1923年06月02日 M7.1 震度4 茨城県沖
1938年05月23日 M7.0 震度5 茨城県沖
1982年07月23日 M7.0 震度4 茨城県沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2000年07月21日に茨城県沖でM6.4・震度5弱の地震が約3kmの距離(深さ49km)で起きていた他、1933年06月05日に茨城県沖でM5.1・震度2の地震が約4kmの距離(深さ13km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1923年12月27日に約13kmの距離で発生した茨城県沖M6.5・震度3(深さ44km)であった。
 

関東地方と茨城県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在391予測。また茨城県沖など震源地別予測が現在829予測となっている。

方面別予測において現在、計391予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは76予測、Cクラスは289予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が9予測、Cクラス予測が26予測となっている。

また震源地予測では現在、計829予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが710予測となっており、このうち茨城県沖に対してはAクラスが3予測、Bクラスが9予測、Cクラスが17予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、茨城県沖の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」茨城県沖M2.9の類似30事例以後の発震傾向性

今回の茨城県沖M2.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた30件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

茨城県沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは30事例中6例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

関東東方沖 30事例中4例
千葉県東方沖 30事例中3例
茨城県沖 30事例中2例
茨城県北部 30事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。