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2020年09月05日北海道東方沖で53日ぶりの地震M4.5・震度1、2019年11月M5.4震源付近

北海道東方沖で53日ぶりの地震M4.5・震度1、2019年11月M5.4震源付近


 

気象庁によると2020年09月05日21:07に北海道東方沖でM4.5・震度1の地震が発生した。北海道東方沖で有感地震が記録されたのは53日ぶり。今年5回目となる有感地震であった。

 

北海道東方沖における今回の地震について

2020年09月05日21:07 M4.5・震度1 北海道東方沖(深さ約30km)

北海道東方沖で有感地震が観測されたのは2020年07月14日のM4.9・震度2以来53日ぶり。今回の震源からは約27km離れた場所で深さは88kmであった。その前は2020年07月02日のM4.8・震度2で、今回の震源から約52km離れた場所で深さは11kmであった。

今回の震源付近では2019年11月23日に北海道東方沖M5.4・震度3が距離約11kmで起きており、深さも34kmと今回と同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震25事例のうち、その後1ヶ月以内に北海道東方沖を含む千島海溝でM6クラス以上の地震が起きていたのは25事例中9例であった。
 

北海道東方沖と千島海溝の最近の地震活動

北海道東方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が1回であるのに対し2019年に北海道東方沖における1週間平均値は9回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

北海道東方沖を含む千島海溝全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は89回で、2019年に千島海溝で記録された地震数は1週間当たり76回であったので、千島海溝における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては5回目。北海道東方沖では2019年に12回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が0回となっている。

北海道東方沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年11月23日 M5.4 震度3 北海道東方沖
2019年05月15日 M5.0 震度1 北海道東方沖
2018年06月02日 M5.6 震度2 北海道東方沖
2017年06月28日 M5.7 震度3 北海道東方沖
2017年05月22日 M5.7 震度3 北海道東方沖

北海道東方沖を含む千島海溝で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月09日の択捉島南東沖M5.2・震度2が挙げられる。
 

北海道東方沖の過去の地震データ

1919年以降、北海道東方沖で発生してきた有感地震は814回でそのうちM5.0以上であったのが416回。またM6.0以上は63回でM7.0以上の大地震は5回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1994年10月04日のM8.2・震度6(北海道東方沖地震)で深さは28kmであった。

北海道東方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1994年10月04日 M8.2 震度6 北海道東方沖(北海道東方沖地震)
1969年08月12日 M7.8 震度4 北海道東方沖(1969年色丹島沖地震)
1924年07月01日 M7.5 震度4 北海道東方沖
1994年10月09日 M7.3 震度4 北海道東方沖
1975年06月10日 M7.0 震度1 北海道東方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1958年02月15日に北海道東方沖でM6.0・震度2の地震が約3kmの距離(深さ0km)で起きていた他、1936年04月24日に北海道東方沖でM5.4・震度2の地震が約4kmの距離(深さ1km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1994年10月04日に約10kmの距離で発生した北海道東方沖M6.3・震度3(深さ27km)であった。
 

千島海溝と北海道東方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は千島海溝など方面別予測が現在391予測。また北海道東方沖など震源地別予測が現在829予測となっている。

方面別予測において現在、計391予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは76予測、Cクラスは289予測。このうち千島海溝に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が18予測、Cクラス予測が16予測となっている。

また震源地予測では現在、計829予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが710予測となっており、このうち北海道東方沖に対してはAクラスが1予測、Bクラスが6予測、Cクラスが18予測となっている。

通常時との比較では千島海溝の現在の危険度は100%以上、北海道東方沖の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」北海道東方沖M4.5の類似25事例以後の発震傾向性

今回の北海道東方沖M4.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた25件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

北海道東方沖を含む千島海溝で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは25事例中9例であった。

千島海溝で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

十勝沖 25事例中4例
北海道東方沖 25事例中3例
千島列島 25事例中3例
択捉島南東沖 25事例中2例
根室半島南東沖 25事例中1例

また、北海道地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが25事例中1例、東北地方では25事例中10例であった。

北海道地方及び東北地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

胆振地方中東部 25事例中1例

三陸沖 25事例中3例
福島県沖 25事例中2例
青森県東方沖 25事例中2例
宮城県沖 25事例中2例
津軽海峡 25事例中1例
岩手県沖 25事例中1例
福島県浜通り 25事例中1例

 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。