• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月06日沖縄本島近海で6日ぶり地震M3.5・震度1、1923年08月のM6クラス震源付近

沖縄本島近海で6日ぶり地震M3.5・震度1、1923年08月のM6クラス震源付近


 

気象庁によると2020年09月06日00:47に沖縄本島近海でM3.5・震度1の地震が発生した。沖縄本島近海で有感地震が記録されたのは6日ぶり。今年24回目となる有感地震であった。

 

沖縄本島近海における今回の地震について

2020年09月06日00:47 M3.5・震度1 沖縄本島近海(深さ約50km)

沖縄本島近海で有感地震が観測されたのは2020年08月31日のM4.1・震度2以来6日ぶり。今回の震源からは約194km離れた場所で深さは31kmであった。その前は2020年08月09日のM3.8・震度1で、今回の震源から約34km離れた場所で深さは58kmであった。

今回の震源は沖縄本島の西側で付近ではM5を超える規模の地震も複数回起きてきた場所。2014年には03月にM5.0・震度3、10月にM5.1・震度4と2会のM5超えが今回の震源から数km以内、深さも同程度で記録されている他、1923年にはM5.6・震度1のM6クラスも発生していた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震29事例のうち、その後1ヶ月以内に沖縄本島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは29事例中10例であった。震源地別で最も多かったのは台湾付近で29事例中4例の1ヶ月以内M6クラス以上地震へと繋がっていた。
 

沖縄本島近海と沖縄地方の最近の地震活動

沖縄本島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が22回であるのに対し2019年に沖縄本島近海における1週間平均値は57回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

沖縄本島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は198回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては24回目。沖縄本島近海では2019年に32回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計23回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が13回、M4.0~4.9が8回、M5.0以上が2回となっている。

沖縄本島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月17日 M5.3 震度2 沖縄本島近海
2020年04月15日 M5.2 震度2 沖縄本島近海
2019年12月18日 M5.1 震度4 沖縄本島近海
2019年04月12日 M5.0 震度1 沖縄本島近海
2019年04月08日 M5.6 震度2 沖縄本島近海

沖縄本島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

沖縄本島近海の過去の地震データ

1919年以降、沖縄本島近海で発生してきた有感地震は783回でそのうちM5.0以上であったのが118回。またM6.0以上は15回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年02月27日のM7.2・震度5弱で深さは37kmであった。

沖縄本島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2010年02月27日 M7.2 震度5弱 沖縄本島近海
1923年08月12日 M6.7 震度1 沖縄本島近海
1962年10月06日 M6.4 震度4 沖縄本島近海
2001年08月18日 M6.4 震度3 沖縄本島近海
1968年08月03日 M6.3 震度4 沖縄本島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1923年08月01日に沖縄本島近海でM5.6・震度1の地震が約3kmの距離(深さ69km)で起きていた他、2014年03月03日に沖縄本島近海でM5.0・震度3の地震が約5kmの距離(深さ47km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1923年08月01日に約3kmの距離で発生した沖縄本島近海M5.6・震度1(深さ69km)であった。
 

沖縄地方と沖縄本島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在396予測。また沖縄本島近海など震源地別予測が現在878予測となっている。

方面別予測において現在、計396予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは75予測、Cクラスは295予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が10予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計878予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが759予測となっており、このうち沖縄本島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが15予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、沖縄本島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」沖縄本島近海M3.5の類似29事例以後の発震傾向性

今回の沖縄本島近海M3.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた29件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

沖縄本島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは29事例中10例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

沖縄本島北西沖 29事例中2例
与那国島近海 29事例中2例
石垣島北西沖 29事例中2例
沖縄本島近海 29事例中1例
石垣島南方沖 29事例中1例
宮古島近海 29事例中1例
奄美大島近海 29事例中1例
奄美大島北西沖 29事例中1例

また、アジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが29事例中5例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

台湾付近 29事例中4例
マリアナ諸島 29事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。